クリスマスまであともう少しとなりましたクリスマスベル


クリスマスで思い出すのは、20数年前ロンドンに留学して初めてのクリスマス、


タンブリッジというロンドンから南東にある街のあるご家庭に招かれ、年末年始を過ごさせていただいたのですが、


初めて本物の暖炉のあるお家にお邪魔して、暖炉の火がこんなにも暖かいものなのか、と知ったことが今でも忘れられません炎


さて、最近YouTubeで、イギリスの古今の映画やドラマがフルバージョンで視聴できることを知り、先日も白黒の『オリバー』や、『シャーロック・ホームズ』などを観ていました。


そこで今日は、クリスマスに見るのにおすすめのYouTubeで観られるイギリス映画を2つご紹介したいと思いますクリスマスツリー音譜


一つ目は、


"Under the Greenwood Tree"(2005)
英小説家、トーマス・ハーディの『緑の木陰』という小説をもとにしたBBC製作のドラマです。

高い教育を受けて、父親のいる故郷の農村に帰ってきた女性が、村の3人の男性から求婚されるというストーリー。
父は、貧しい自分と結婚したために早くに亡くなった妻とは違い、娘には裕福な男性と結婚して欲しいと望みます。しかし、村の農家の息子と恋に落ちた主人公は、、?
もう一つは、

"A Christmas Carol"(1999)

名優パトリック・スチュワート主演の、チャールズ・ディケンズの有名小説「クリスマスキャロル」の映画です。

こちらはストーリーをご存知の方も多いかもしれませんね。

じつはお恥ずかしながら、私はこのクリスマスキャロルを、映画はおろか、小説でも絵本でも、観たり、読んだりしたことがありませんでした。
(英語教師としてあるまじき、、?)

もちろんタイトルもディケンズも知ってはいたのですが、なぜか、どういうわけか、昔から興味が持てず、読み始めても途中で飽きてやめてしまっていたのです。
ですから、物語をちゃんと知ったのは、この映画を観た、つい、ついこの間なのでした。

そして、、

とても感動しました。
本当に心に沁みました。。

不思議です。
もしかすると、今、観たからこそ、こんなにも心に響いたのだろうとも思います。


上の2つの映画はどちらも、


『お金か愛か、、、?』


それを主人公が、自分自身のために、

いったいどちらを選ぶべきなのか、を問うという点で共通しています。


とくにクリスマスキャロルでは、


過去の自分への悔恨、


現在、自分の身の回りにいる人たちの存在、


そして明日、自分が生きているとは限らない、という未来に対する実感、


それらと向き合った時、本当はどうしたらよいか、が初めてわかる。


そこではじめて、人は人生の真の幸福感とは何かに気がつくことができる。


そんなすばらしい物語で、だからこうして今でも名作として多くの人に愛されているのだと、理由が初めてわかりました。

思い出した今でもジンとなります。


さて、この2つの映画。

YouTubeで今、全編観ることができますが、ただし字幕がありません。


でもぜひ、とくに英語学習者のかたでしたら、たとえ全ての英語が聞き取れなくても、1度最後まで観ることをお勧めしますニコニコ


映像を見ながら、声を、会話を聞きながら、人物たちの表情を追いながら最後まで観てみてください。

観終わって、何か心に残るものがあればいいのです。きっと色々な印象が残っていると思います。


字幕が無い洋画を観ることは、英語の学習の一つとしても大変意味がありますので、よかったら

ぜひ、やってみてくださいねおねがい



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