幹事長会議・報告から | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

議員報酬の減額20%カットを取り下げ(大阪維新の会)
議会用作業服、ヘルメット、長靴などの予算を要求



23名の議員中、会派を組まない無所属議員が3名います。
無所属の議員は幹事長会議に出られないため、
その結果報告を議会事務局から受けます。

18日の幹事長会議は1時間以上かかったとのことですが、
報告を聞いていて、いくつかの会派の迷走ぶりが伺えました。

1つは、議員報酬について大阪維新の会から20%カットが提案されていたのですが、
それが取り下げられた、とのこと。
で、今まで通りの6%カットを、この9月議会ではなく
12月議会に提案しなおすのだそうです。
理由は?です。
たしか、大阪維新の会は報酬20%カットを公約にして選挙を闘っていたはず。
撤回するなら、やはり説明責任があると思うのですが・・・

2つ目は、自民党民主クラブが提案していた「無線LAN導入に伴うパソコンの購入」について
これも「会派内でまとまっていなかったから」と撤回。
だいたい、幹事長会議に会派内で意志一致できていないものを提案するってどうゆうこと?
これもあり得ないというか、いったいどうなってんの?と言わざるをえません。

3つ目は、この財政難に「議員用」の作業服やヘルメット、長靴を買うための
来年度の予算要求が行われること。

そもそも理由がよく分からない。
予算要求には明確な目的や位置づけが必要。
今までもヘルメットや長靴は必要な場合は、借りていたし、
作業服がどうしても必要なシーンなど、なかったのに。

私としてはこれは無駄使いだと考えます。

さて、少し期待したいのは、議会改革について。
無会派の議員の意見も聞けるように、という声も上がっていたようで
是非、公開の場でしっかり議論できる体制になるように願いたいと思います。


最後に、市長部局から先日、意味がよく分からない文書が議会に提出されました。
委員会審議における資料提出要請は「真に必要なものに限っていただきますよう」
などと書かれていました。
こちらとしては「必要なもの」さえ、提出していただけてないのに、
「何を言う?」という心境です。

この文書に対する各会派の意見はさまざまだったようですが、
理事者の対応もハチャメチャではないか・・・と感じます。
なんせ、幹事長会議に出て意見が述べられない、というのはとても歯がゆい。

議会の毅然とした対応が求められますが・・・
何はともあれ、この先が少々思いやられる!?