あれから1年経って、今の課題は?
今日は全国各地で、さまざまなイベントがあります。
「原発はいらない!」という各種の企画は、
たとえば京都では約5000人~6000人が円山公園に集まり、
集会や講演会、デモなどが繰り広げられました。
箕面でもヴィソラでイベントがあり、
大阪では、中ノ島公園界隈で、いくつものイベントやデモが予定されています。
脱原発は、未来の世代に対して
今、わたしたちが成し遂げねばならない大きな責任です。
同時に、被災された方々や、
家族や親族を失った方々の心に寄り添いながら
亡くなられた人々のご冥福を心からお祈りします。
まだ、拠りどころなく茫然自失で暮らしておられる方や
1年経ってあらたな悲しみに暮れている方が
数え切れないと思います。
仕事、住居、心のケア、高齢者の見守り、障がい者支援、
子育て、就学、こどものケア、安全な場所の確保・・・
地域によって課題は色々だと思います。
また、最近やたらガレキがTV・新聞に映し出され、
「安全」が連呼され、「被災者支援はガレキ受け入れで」という
キャンペーンが張られていますが・・・
これは、紛れもなく「原発再稼動」の前座となっています。
ガレキの量(2000万トン)は阪神大震災の2400万トンより少なく、
東北3県の方が、敷地面積も格段に広い。
また、廃棄物処理利権が裏でうごめいているのも見逃せません。
陸前高田市をはじめ、現地の首長は、
がれきの広域処理よりも、地元で安全な処理施設を建設し、
地域の雇用に役立てたい。
との訴えにも、国は耳を貸そうとしませんし、
マスコミもエセ宣伝に加担しています。
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自分に何ができるのか・・・
限られていますが、地域や心の復興に向けて
少しでも役に立ちたい。即時的に、中長期的に、できることを見つけていきたい。
そんな想いの人たちと繋がって、
行動していきたいと思います。