聞くに堪えない不毛な予算委員会。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

目クソ鼻クソを笑う?(ちょっと汚くてゴメンナサイ!)

作日、今日と衆議院、参議院における予算委員会のありようを見て、
うんざりしているのは私だけではないと思します。

「被災者のことを思うと」とか「被災者のために」とかの枕詞を付けながら、
総理を糾弾する野党議員の面々。
そもそも原発を「安全だ」といって推進してきた人たちであるのに、
反省の弁やご自身の総括は棚にあげたまま「よう、いうなぁ」と感心してしまいます。

私は民主党の支持者でもなければ、菅さんのファンでもないけれど、
(色々と申し上げたいことはあるけれど)
今、何を優先させるべきかは、誰の目にも明らかだと思います。

あまり報道されてはいませんが、
震災の翌日に総理直々に内閣参与の湯浅 誠さんに「ボランティア活動と連携したい」と連絡。
その翌日に辻元清美さんが官邸に呼ばれ、災害ボランティア担当総理補佐官として任命され、
NPO・NGOと協働でボランティア活動を支援する体制(被災者生活支援特別対策チーム、震災ボランティア連携室を組織して支援体制)をつくっています。

また、自然エネルギー政策への転換に向けた法案づくりも進められている、とのこと。
どさくさの政権劇で、肝心の情報提供がおざなりにされるのは、本当に残念です。
「脱原発」のエネルギーが日増しに増幅しているのに対し、
そうはさせじと別のベクトルが働いているようにも見えます。

今、被災地では高齢者や障がい者、女性、子ども、外国人など「弱者」に多大なしわ寄せがあり、
一刻もはやい支援が必要です。
放射能被害からの救済、就労支援、さまざまなニーズに応じた住宅支援、心のケア、
介護者や介護者家族の支援・・・

せめて、地方から(たとえば北摂単位などで)ボランティアバスなどが出せないものか。
何かしたい、現地に行って支援したい、と思う人はきっと多いはずです。
しかし東北は遠くて交通費もバカになりません。
また、個人単位での参加は、ちょっと勇気が要ります。

また、民間レベルで関西に被難している人たちのネットワークをつくり、
情報交換や癒しの場を提供することも可能です。

多様なひとたちと連携しながら、前に進めたいと思います。