陽だまりのような卒園式。最後に上映されたこれまでの想い出を綴ったスライドショーを見ていたら、胸がいっぱいになりました。
本日は59名の園児たちが元気に卒園しました。
園長先生がひとりづつ丁寧に卒業証書を手渡し、受け取った園児はそれぞれ将来になりたいものを宣言しました。「ケーキ屋さんになりたいですっ」など元気な声が部屋中に響きます。それぞれの個性がのぞきます。
卒園児と年少クラスの園児とのやりとりも微笑ましかったし、
卒園する保護者(といっても何故かおかあさんばかり。パパはもっぱら記録係りに徹していたようです)の歌「世界にひとつだけの花」もいい感じでした。
式の終わりに、幼稚園の想い出深い遊び場や教室や園児ひとりひとりのスナップ写真、四季折々の行なわれた行事などのスライドショーがありました。ああ、子どもたちはこんなふうに幼稚園で過ごしながら、先生や友だちとふれ合って成長していったんだなぁと手にとるように伝わってきました。
あちこちで目頭を押さえる姿が・・・
保護者の方々は、子どもの泣き笑いとともに喜びや戸惑い、時に追われたり、はらはらドキドキの日々が走馬灯のようにめぐったことでしょう。
また、中幼稚園の先生方がとても子どもたちの一人ひとりの個性を大事にしながら、慈しんで接してこられたことが伝わってきました。今日のお式も至るところに手作りの優しさがあふれています。PTAの方々とともに大変だったのではないかと思います。
全体の構成を通して、本当に心あたたまる良い卒園式でした。
今日、巣立っていった子どもたちが元気に小学校生活を送れることを祈るとともに、
のびのびと育まれる学校であるために、我々も責任の重さをあらためてかみ締めたしだいです。