駅を降り立つと、そこはコンサート会場。
今年で8年目となるこの”お祭り”は市内の43会場とバスの中がライブハウスに!
まちのあちことを移動する人々の群れ・群れ・群れ・・・
また各所にボランティアスタッフがいて、丁寧に対応してくれました。
感心したのはゴミの処理。食べ物を販売している会場でもほとんどゴミが落ちていません。
イベントごみの分別とリサイクルを徹底させるため、エコ・ブースを設置していて、
参加の市民も趣旨を理解し協力している様子でした。
イベント詳細を掲載したパンフレットは無料配布で随所で手にすることができます。
初めての参加でも、これ1冊があればよくわかる優れもの。
また、昨年の収支報告まで掲載されています。
このイベント主催は「実行委員会」で、行政や商工会議所などの組織参加はなし。
市民の主体的参加&ボランティアで企画・運営されているとのことです。
ちなみに高槻市からは135万円の助成金が出ているだけで、ほかのの収入は
協賛金・広告料 914万円
寄付・募金 194万円
グッズの売り上げ 730万円
飲食売り上げ 243万円
フリーマーケットの売り上げ 95万円で、
合計 2,311万円とのことです。
特設ステージや劇場、バス2台を2日間借り切る費用やパンフレットの制作・印刷費、イベント運営費、事務局経費など、一切合財を入れて収支差額で65万円の黒字が出たというのですから、スゴイです。
様々な面で参考になることが多いので、非常に勉強になりました。
箕面でも音楽や芸術を楽しむことができるまちづくりイベントが企画できれば素晴らしいと思います。
文化や芸術がまちのブランドとなるような取り組みを推進できるよう、
市民の主体的な取り組みを模索したいと思います。
写真は野見神社能舞台で行われた三木俊彦スペシャルカルテットのライブ。
素晴らしいサックスと天才少年のドラムが印象的でした。