今夜のドキュメンタリー番組を見て。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

最後の最後にオチが・・・

今夜民放で放映された「”短い命を刻む少女”アシュリーからの贈りもの」を見た。

新聞のラテ面やTVの番宣を見て興味をそそられたからだ。

800万人に1人という難病・プロジェリア。普通の人の8~10倍の速さで老いるという病だという。

今のところ、治療方法は見つかっていないそうだ。

この過酷な運命を背負った少女と家族の3年間をカメラが追う。

14歳の少女の肉体は100歳位で頭髪は抜け落ち、頬がこけている。超小柄でやせている姿はとても痛々しいのだが、「かわいそう」という感情よりは「すご過ぎる」という思いが先行した。

シングルマザーながら前向きに彼女と向き合ってきた若い母親の強さや、難病の彼女を受け入れている公立学校のあり方、福祉の充実ぶりがそれとなくうかがえ、興味深く見入ってしまった。


親子が泣いているシーンもほとんどなかった。

少女や同じ病で15歳で逝ったボーイフレンドの哲学的な言葉の数々が印象的だった。

「どれだけ生きたかではなく、どう生きるかが問題だ」


期待どおりの内容だったなぁと最後まで見終えたあと、このドキュメンタリーのビデオや

母親の手記が販売されているという宣伝を見てビックリ!!


手記の出版会社があの「扶桑社」だったのダ。

ちょっと興ざめというか・・・ま、放映した放送局系の出版社なのでさもありなん、と頷けますが・・・

今までこの類の出版物を手がけたことってあったかしらん?


最後の最後まで記憶に残る番組となりました。