前の話しの続きです。
前回の話しはこちらです
いちおう前々回のも貼っておきます。
上記、③の話で触れた
ツアー参加から数日経った
ある日の出来事なんですけど
どこからともなく
泣き叫ぶお子様の声が聞こえるんですね
夫婦喧嘩の激しいお宅のようで
怒鳴り声や子供を叱る声も凄まじくて
お子ちゃまたちの泣き叫ぶ声も
まぁすごいボリュームなんです
そのうちに
イヤやイヤや‼️
ママなんて大嫌い‼️
パパなんて大嫌い‼️
どっか行けぇーーー‼️
って泣き叫ぶ子供の声が聞こえてきて、
それに対してママは激怒して、
押さえつけるかのように
怒鳴り散らすんですけど、
負けじと子供も荒れ狂ってまして
その様子を聞いてて、
いつもなら胸を痛めるんですけど
前回、前々回にお話ししました通り
ここ数日
色々と掘り下げて考え直してましたので、
そのせいか、
その日はなんか
子供ちゃんがママに言い放った
『大嫌い』が気になりまして
一度
『嫌い』を許そうかなと思いました。
そうだそうだ!
大嫌いって言ってやれ
いいぞいいぞその調子
そしたら、
私だってアレも嫌いコレも嫌いって
言ってもいいんだ
って気分になってきまして、
そしたらなんか
我慢してたものが解放され始めたのか
ちょっと泣きそうになりまして
嫌だったよね
ホントは嫌だったよね
って自分に言ってみたら、
色んなことを思い出して、
好きでもないものを
好きって言わなくちゃいけなかった
幼い日々のことを思い出して
うん、ホントは嫌いだった
要らないって言いたかった
言えなくて辛かった
言ってもいいよ
って思ったら涙が出てきて
お母さん、
私ホントはそれ要らないの
ホントはそれ嫌いなの
お母さん
私ホントは
これが欲しかったの
これがやりたかったの
ねぇお母さん
怒らないで
泣かないで
私のお願いを聞いて
まあ、そんな感じで
幼い私に戻って
幼い私を、今の私が抱きしめながら
母に本音を伝えるなんてことが
心の中で勝手に始まりました
涙を流れるままにして
てゆうか、
泣きじゃくってました私
子供のように。
そうこうしてたら、
お隣のママとお子ちゃまたちの
凄まじい罵声と泣き叫ぶ声が
ピタッと止みました
あ〜
そういうことか。
外から聞こえてきた
怒鳴り声と泣き叫ぶ声は
全部私の心の声だった。
嫌いを許せない私と
大嫌いと言いたい幼い私。
ソレじゃなくてコレなんだって
言えなかった私。
そんな私が隠れていることを
モヤモヤが教えてくれてたんだ。
ちゃんと見つけられて良かった
見つけてもらえて嬉しかった
『嫌い』も大事なんだなぁって
なんかそう思いました。
そんな出来事があって
それからは、
『嫌い』が軽くなりました
なんなら『好き』も軽くなりました
嫌いって気軽に言うようにしてみました。
そしたら
なんか楽しくなってきました
ふふふ
ほらねー
とことんまで向き合うと
こーゆうことになるんだよねー
やるやんワタシ
って
自画自賛
またまた次回へ続きます。
『嫌い』シリーズ、次がラストです
お読みいただきありがとうございます