昨日は、雛祭りということで、本当はちらし寿司を作りたかった。
いつだったか母が作ってくれたという記憶がある。
それは記憶違いかもしれない。
別のときの別の思い出かもしれない。
でも私の中での雛祭りといえば、やはりちらし寿司。
まだ諦めきれない。笑
なぜかというと、年末にとっても上等なお酢を頂いたから女の子達を集めて、みんなで一緒にご飯を作って、宴を開こうと2か月もから話していた。
でも、まだそこまで色んなことが整っていなくて、蓋をあけてみれば何となく流れに身を任せた一日になった。
でもそのうち作るんだ。待っててね、みんな。
日の出前から漁港へ行って、近くの喫茶店でモーニングを食べ、洗濯をするために一度解散してから、また集合して、おうちでゆっくりご飯を食べた。
木洩れ陽が穏やかで、風は気持ち良く、鳥の鳴き声や、通り過ぎる近所の猫の姿に癒され、なんと平和で、なんと幸せな時間だろうかと噛み締めていた。
そして、去年2019年6月に仕込んだ梅酒を解禁した。
これは私の親友であるナナさんの娘、スミレちゃんのために作った梅酒。
令和元年5月1日に産まれたスミレちゃん。
なんて特別な女の子だろうと思う。
スミレちゃんが20歳になったら、この梅酒を飲んで欲しい。
できることなら、大人になったスミレちゃんと一緒にこれを飲みたい。
今頃、スミレちゃんは初節句を迎えているのだろう。
離れているけど、そんな遠い未来に少し想いを馳せて祝いのお酒を飲んだのでした。
チューリップや桃のお花も咲いてきて、庭の水仙も甘くとっても良い香り。
私とナナさんが年老いて共に白髪のおばあさんになって、いつかまたジブリに出てきそうな家に2人で暮らすことになったなら、その時は、きっと。
そうだね、それもきっと、とっても楽しいだろうな。
そして、今の私達を愛くるしく振り返るのだろう。
いつかスミレちゃんとお酒を飲むときのためにも、ナナさんと一緒に暮らすときのためにも、料理の腕を上げていこう。
ずっと料理なんて面倒くさいと思っていた。でも今はそれが楽しい。