自然の風 と エネルギー を 浴び に
修行 も 兼ねて 荒川沿い を 走ります ・・・

意識すれば するほどに
季節ごとに 魅せる景色 の 違いに気付き
心身ともに 癒され
同時に 感性も磨かれるような 気になります ・・・

誰もが通行可能な サイクリングロード を 歩いていると
前方に 何か 強大なパワー を 感じ
即座に 戦闘モード に 全てを切り替え
気を放ちながら ゆっくり移動 ・・・
すると ・・・

え ッ !?

まさかの 牛の放し飼い ・・・
サイクリングロード を 挟むように
左右に 合計20匹くらい ・・・
勿論 サクも無いので 突然 牛が興奮し 暴れだせば
突撃されて 殺される可能性のある 距離感 ・・・
場所は 埼玉県でも 都心に近い場所 ・・・

テレビ で よく見る 『 牛追い祭り 』 ですか ???
僕は 修行の時 の 格好 は 必ず
冬でも 黒のタンクトップ(通報や職務質問は覚悟の上) と
中学生の時 アメ横 で 購入した 白黒の迷彩ズボン で
似非軍人のような状態 で ウロついているため
白黒で 同じ模様 の 牛たちは
僕を 仲間だと勘違いしたのか 近づいても嫌がらず
とても 友好的でした ・・・
でも 良く見れば
一頭づつ 鼻輪についてるヒモ が 地面に 杭で固定され
行動範囲 が 制限されていますが
もし 牛 が 興奮して暴れだせば
やわらかい地面 に ヒモを固定してるので
一瞬で 引っこ抜かれ あっと言う間に
『 ハリケーンミキサーからのミート君 』 みたいな 大惨事に
なることは 容易に想像できます ・・・
今から 15年くらい前 ・・・
強さのみ追求していた 多感な時期 に
埼玉県日高市 で 牛と遭遇した時 の 話ですが
極真空手の創始者 マス大山 の
素手で牛を倒した逸話 を 思い出し
当時 腕力に 自信のあった僕 は
牛くらいなら そろそろいけるんじゃないか と
本気で勝負を挑んだ事が あります ・・・
その時 の 記憶では
牛に近づき まず そのデカさに 圧倒されました ・・・
僕が 闘いを挑んだ牛は 白黒模様の牛 ではなくて
茶色の 立派な角 の 生えた 闘牛みたいなタイプ ・・・
『 本能 』 が 感じるんです ・・・ 『 危険だ 』 と。
頭ではなく 『 本能 』 で 恐怖を感じるのです ・・・
瞬時に 『 死 』 を 意識するのです ・・・
しかし 友人や後輩が 見ていた手前もあり
怖がっていても仕方がない と
雨水と 牛の糞尿で ぬかるんだ 足場の悪い中
気合を入れ直し 1歩 1歩 近づくと
僕と牛との距離 が 近づくにつれ
牛の鼻息が荒くなり 前足で地面を 掻き始め
今にも 突進してくるんじゃないか という
物凄いプレッシャー だったのを 記憶しています ・・・
「 逃げてはダメだッ! 」
と 自分自身を 奮い立たせ
「 あの 鋭い角さえ 何とかすれば 勝機はある 」
と 自分に言い聞かせ 気持ちを固め
躊躇したり 弱い心で 中途半端に踏み込めば
間違いなく あの角で ヤラれてしまう と 察し
呼吸を整え 深く踏み込み 声も発さず 一気に飛びつき
なんとか 両手で角をキャッチ できたのですが
あまりの恐怖 に しがみつくような体勢に ・・・
ここからが 本当の勝負 ・・・
しかし そこで感じた 牛のパワー は
想像の範疇 を 遥かに凌駕した 驚くべき現実 ・・・
『 百聞は一見にしかず 百見は一触にしかず 』
とは よく言ったもの ・・・
『 チカラが強い 』 とか そんな瑣末なものではなく
全くの別物 ・・・
過去に 柔道の経験から 腕力の強い先輩 に
これでもかっ て 圧倒されてきた経験がありますが
もう そんなレベル は 遥かに超えて
牛のチカラ は まるで
小型ユンボなどの 『 重機 』 の 如く ・・・
牛が首を振ると 抑えるどころか
しがみ付いているのが やっとの状態 ・・・
もう戦うどころの話ではありません ・・・
本気で 生命の危険 を 感じた僕は
どうやって この状況から 逃げるか しか 考えられず
必死に 角から 手を離すタイミング を 図ることに集中し
半泣きの状態 で 牛にしがみつき
ひたすら ハアハア 言ってました ・・・
角を持っている 手から感じる 牛のチカラ が
少しだけ緩んだ瞬間ッ
角から 手を離し 糞尿だらけの ぬかるみ を
一心不乱に 泣きながら全力で走り
サクから 転げ落ちるように 逃げ出して
九死に一生を得たのでした ・・・
泥 と 牛のよだれ と 糞尿まみれのまま
震える体を なんとか押さえつけ
真っ直ぐ最短ルート で 帰宅しました ・・・
その時の記憶 が 甦りました ・・・
自信過剰で 経験不足で 調子に乗っていた 当時の僕 は
その 牛と戦ってるところ を 『 記録 』 に 残そう と
インスタントカメラ 『 写るんです・パノラマ版 』 を
後輩に 渡してあったので
その時 の 写真 (無駄にパノラマサイズ) が 今でも自宅にあり
恥ずかしい思い出 として 後世に語り継がれています ・・・
その経験以来 どんな小動物でも
動物に 安易に戦いを挑むのを やめました ・・・
やはり 人間とは 別物ですね。
それしても 牛を素手で倒してのけた 故・大山先生 は スゴイですね ・・・
倒した牛は 実は あらかじめ弱らせてあったとか
手刀で折った角には 切れ目が入れてあった など
噂は絶えませんが いずれにしても
当時の発想としては 面白いことだと思います。
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