話は 長くなりますが 今宵はお酒も入り

気持ちが良いので 書かせていただきます。


僕は 中学生の時 

柔道の 乱取り中に 怪我してしまい

近所の 接骨院に お世話になりました。


そこの先生は 柔道では かなり有名で 

病院と柔道場が 一体化された 接骨院でした。


怪我も 治りかけたころ

当時 やんちゃだった僕を見て 院長先生は

「 力が有り余っているなら練習に来い 」

と 誘ってくれました。


3年生のころは 一応 主将(部長)を 勤めていたのですが

当時 『 柔道 』 というよりは 『 超実践格闘術 』 といった

全く関係の無いことを 適当に行う 特殊な 部活動になっていたため

正直 柔道自体には あまり興味が 無かったのです ・・・


しかし 『 強さ 』 に対する 

追求心 だけは 誰にも負けないくらい

あったので まあ 参考程度に 

暇だし 軽い気持ちで

先生の道場 へ 行くことにしました。


昼間は 接骨院 夕方から 一流の柔道場 ・・・

道着だけを持って 道場に向かう途中 

『 道場破り 』 に 向かう 武道家 を 

勝手にイメージし 緊張と ワクワク感の 入り混じった 

何ともいえない気持ちになったことを 

今でも覚えています。


街道場ですから 

小学生から 社会人 ご老人まで 年齢層は広く

さまざまな人々が練習に励んでいました。


柔軟から しっかり時間をかけ 

打ち込み練習から 全てが新鮮で

初めて 『 柔道 』 を 学んでいるような気持ちなり

楽しくなってきた矢先 待ち望んでいた 

『 乱取り 』 の時間が来たのです !!!


『 実践こそ全て 』 と 考えていた僕は 

基本稽古や形稽古ではなく この 乱取り こそ 

試合以外では 唯一 実践的で 緊張感を味わえ 

本質的に強くなれる場だと考えていたため 

この道場にきたのも 自分を試す 為でもあったので 

緊張はピークに達し 先生の指示を待ちました ・・・


同年代から 体格の良い高校生や 大学生など 

強そうな人に 無意味に挑発的に 目線を送っていると

先生が 「 ○○さん 彼の相手してあげて 」 と

僕の練習相手を 呼んだ ・・・


???


一瞬 自分の目を 疑った ・・・



僕の 目の前に 現れたのは 

身長 150cm位にしか見えない 体系は細身の

70歳位の ご老人 が 満面の笑みを浮かべ 立っている ・・・


どういうことだか 理解できなかった ・・・


こちらは 元気いっぱい 

力の有り余った 脂の乗り始めた 15歳。

もうすでに 大人と変わらない体型になってるし 

同学年の中でも 腕力には 自信があったし 

勢いもある僕に なぜ この ご老人 ???


道場内には 僕に見合う 大きさ 年齢の人 は 沢山いるのに ・・・

新人だから ナメられているのだな と 判断した僕は 

ご老人には 悪いが さっさと 終わらせ 高校生や 大学生

あわよくば 『 先生 』 を 引っぱり出してやろう ・・・

と さえ考えていました。



『 始めッ!!! 』


深々と 頭を下げる ご老人 ・・・

『 礼に始まり礼に終わる 』 

一番の基本となる 礼儀や礼節。


かなり ご高齢 に感じられるが 

良く見れば 腰は曲がっておらず 姿勢は とても良く 

まるで日本兵と向かい合っているかのような ・・・


しかし 体重は 僕の半分もあるか無いか程の ご老人 ・・・

こんな ご老人相手に 全力を出したら 事故にもなりかねない ・・・

特に 乱取り は 大きな怪我をする危険性 の高い練習 ・・・

『 弱者をいたわる気持ち 』 でも 磨けというのか ???


正直 どうしていいか解らない状況だった ・・・

しかし 代表西村の言葉 (こちらクリック にもあるように 

これでは 来た意味 が無くなってしまうので 

ご老人には 悪いが 怪我しない程度に 早々と終わらせよう ・・・


そう思い 意を決して ご老人と組み合った。


良く 柔道では 『 相手と組み合った瞬間 』 に 

『 相手の力量 』 が わかると言います ・・・

それは 意外と本当で 捕まれた時の力 や 

掴んだ時の相手の力のかけ方 で

本能的なのでしょうか なんとなく わかるのです ・・・

 
ご老人 を 掴んだ時 ビックリしました ・・・

全く 『 力 』 や 『 圧力 』 といったもが 感じられず

掴んでいる僕は まるで 実態の無いもの を 持っているような感覚 ・・・

ご老人も 僕を掴んではいるが 実際は

掴む というより ただ 僕の 襟もと と そで に 

手を添えている と 言ったほうが 正しいくらい

今までにない 感覚 でした ・・・


ホントに大丈夫かなぁ ・・・ 怪我させたら 嫌だなぁ ・・・


不安は さらに膨らんだが 仕方ない ・・・

足払いひとつ で 倒せると踏んだ僕は 優しく ご老人に

足を掛けようとした ・・・


すると 何故か 僕が倒され 天井を見ている ・・・

???????


しかも 『 倒された 』 というよりは 

『 優しく置かれた 』 といった感じで 

全く気づかないうちに 仰向けになっていた 

と いった感じ ・・・


転ばないようにと さっきよりは 足腰に力を入れ 

また ご老人に 技を仕掛けると 


???????

またです ・・・ また転がされました ・・・


それから 何度か 同じように 技を 仕掛けるが

何度やっても 転がされるのです ・・・


パニックです ・・・  

僕は うっすら汗もかきはじめ 

息づかいも 荒くなっています ・・・


しかし ご老人は 汗ひとつかかず 涼しい顔で

僕を 見ています ・・・

周りで 乱取り している他の人々も 

こちらを見て 笑っています ・・・


もう ご老体を気遣う なんて 言ってられません !!!


なぜ 僕が 転がっているのか ?

ご老人が 何を 仕掛けているのか ?

もう そんなことは 一切関係ない !!!!!

とにかく 恥を晒している現実 を 打破しなくては ・・・


そう思い 全力で 上背のある僕に有利な 

得意の 『 大外狩り 』 を 

最高のスピード と タイミング で 仕掛けた !!!


と その刹那 !!!


ご老人 が 少し体勢を ずらした瞬間 

仕掛けた僕の体が 宙を舞い 

またもや キレイに 畳の上に ころがされた ・・・



なんとなくだが 理解した ・・・

偶然でも なんでもなくて ご老人の実力で 

倒されていたのだ ・・・


僕が 技を仕掛ける 『 力 』 と 勢いを利用し

更には 『 崩し 』(相手のバランスだけを崩す技術)を 使い

ご老人は 最小限の力 で 僕に 技をかけ

投げ飛ばし 転がしていたのです ・・・


中学 や 高校など 若い選手同士の試合では 

やはり 強引なまでの 『 力 』 の 勝負になりがちで 

もちろん 僕も チカラ任せの柔道で 勝負していました。 

だから 時間があれば バーベルを使った 

ウェイトトレーニング や 筋トレに 励んでいました

が しかし

今 僕の 目の前にいる 敵は   

今 僕が 直面している現実は 

その 『 力 』 の 世界 には いないことが

未熟ながらにも 理解が出来た ・・・


入部以来 チカラ任せ だった僕は

半ば 柔道界のキャッチフレーズ 的なもので

大した意味も無いと思っていた 言葉 ・・・


そう ・・・ 

『 柔よく剛を制す 』

とは まさに このこと ・・・

( こんな 感じで 何度も何度も 投げられました  クリック )



しかし !!!

今は 戦いの最中 ・・・


理屈で 多少理解できたとて

僕には 今まで信じてきた 唯一の武器である 

『 力 』 で 勝負するしか

現状では 残された道 は無く

敵わぬからといって 男が 一度勝負に出た以上

逃げ出すわけに いくはずもなく ・・・


本能的 に 『 勝てない 』 と 判断した 僕が

追い詰められた 僕が とった 最後の手段 ・・・ 



僕を投げた後 の 戻り際

ご老人の 意を突いて 起き上がり様 不意に 攻撃する

という 今考えれば 最低の ただの 『 不意打ち 』 を

ご老人相手に 仕掛けたのです !!!


そこは もう ヤルからには 『 フルパワー 』 !!!


立ち上がり様 確実に 油断している ご老人に

声も発さず 一気に仕掛けた その刹那 !!!
 

今まで 何をするにも 笑顔で

無言だった その ご老人 が

一瞬 『 鬼の形相 』 になったと同時に

「 キァャラッ !!! 」

と 悲鳴にも近い 甲高い声 を 発し

僕の体は 瞬間的に 宙を舞い 

物凄い勢いで 畳へと たたきつけられた !!!


そして 今まで絶対に 

一切 寝技で勝負しようとしなかった ご老人が

投げたと同時に 信じられ無いスピードで 

僕の 背後を取ると 一気に

『 送り襟絞め 』 !!!

驚きのスピードで 頚動脈 を 圧迫された 僕は

本能的に 死 を 直感し

瞬時に 『 参った 』 の 合図

タップを 連打 していました ・・・


目の前が 真っ白になり 

『 落ちる 』 寸前だった僕は 

立ち上がることが できずにいると

ご老人 は またも 笑顔 で 手を差し伸べて

僕を 起き上がらせてくれた ・・・


まあ その 笑顔 の 怖いこと 怖いこと。

今でも 脳裏に焼きついています ・・・



柔道の 歴史 に ・・ 柔道の 懐の深さ に 

そして 『 理合 』 というものに

少しだけ 触れられた 気がした瞬間でした ・・・


もともと 『 武道 』 の 歴史 とは 

古来より 弱者 が 強者 に 勝つための

工夫や 知恵の 歴史で あり

スポーツ とは 違い 日本人独特の 進化であり
 
一切 言い訳 の できない 

本来 の 武道とは

『 負け 』 は 『 死 』 を 意味する

『 究極 の 個人技 』 だと 僕は 解釈しています。


日本の 『 道 』 と 名のつくものは

生きている間は 全てが 過程 であり 

その年齢なり 体力なり 個々の状況や 状態にあわせ

学ぶことができ 工夫することで

さらなる高み を 望むことができます ・・・


「 人生は 生まれた瞬間から 『 老い 』 との戦いである 」

という 言葉を 聞いたことがあるが

オリンピック競技や 球技など 

『 スポーツ 』 と呼ばれるものには 

悲しいかな 適齢期 が 存在します ・・・

年齢 や 体力 など 

もっと 細かく言えば 

体調 体格 性別 気候 など

全ての条件を満たし 初めてベストが尽くせる

人生の中で そのピーク を迎えられる時期は 

『 短期的 』 であり 適齢期を過ぎてしまえば

そこで終ってしまいます。


しかし

『 武道 』 を はじめとする 

日本独特の 『 道 』 名のつくもの

柔道 茶道 華道 剣道 書道 空手道 合気道 弓道 ・・・

もちろん スポーツ同様 『 ピーク 』 は ありますが

決定的な違いは 『 その先 』 があるという点。

その時々 年齢 体力 そして経験 に 合わせ

発展し 続け ひとり一人 『 個々の極み 』 に 向かい 

終わりなく 追求し 進化し続けられること ・・・


長い年月をかけ 人生の時間を 情熱をかけ

完成されたものだからこそ

時に とてもとても 常人では 理解しがたい

『 神秘的 』 な ことを 

『 魅せて 』くれるのだと思います ・・・



だから 現代の 『 武道 』 である

総合格闘技 などの 真剣勝負 が 大好きで

時間があれば 会場に足を運び

大晦日などは 必ず 観戦しに行きます !!!


僕は 幸運にも 若くして 柔道を通じ

人間が追求する 個人技としての

技術の高さ や 神秘的な部分 に 触れ

体験できたことにより 格闘技 の 凄さ が 

少しだけ 解ります。


現代では 総合格闘技( なんでも有り ) とはいえ

ルールがあり スポーツ として確立されてはいますが

大の大人が 僕らが 仕事している時間も

生活 の 全て を かけて 本気で追求した

技術 と パワー を ぶつけ合う 試合 ・・・


野球 や サッカー など 他のスポーツと比較し

圧倒的に 危険性が高く 当たり所が悪ければ 

『 死 』 とも 直結しかねない

短時間での 集中力 と 気力 の 使い方では

他の追随を許さない これほど完成度が高く

『 男気 』 と 『 勇気 』 を 感じられるものは

他のスポーツでは 絶対に無いので

恐怖に 打ち勝つ 選手達に 

『 尊敬の念 』 を 抱かずにはいられないのです ・・・


人間 調子が良い時 は 誰だって 上手く行くもので

僕が 興味があるのは 調子の悪い時 

『 ピンチ 』 の とき どう立ち回れるか

その人間の 本質が わかるような気がします ・・・


格闘技 の 試合には 

そんな 人間の 『 本質的な強さ 』 が

解り易く 垣間見ることができるので 大好きなのです !!!



そんなわけで 僕は 営業の仕事を

『 営業道 』 と 意識し 日々を送っています。

年齢 や 性別 身体的特徴 に 関係なく

個々の理想と 人間的成長 経験や 性格 を 活かせて

絶えず 発展途上 で いられる 限界知らずなので

『 営業道 』 です !!!


人に喜ばれる 素晴らしい仕事ですしね !!!



当社 livin.株式会社 では 代表 西村 を 筆頭に

各々 の 『 営業道 』 を 模索し 追及しています。



僕 個人としては 

柔道 で 僕を 圧倒的 に 倒してのけた 

あの ご老人 の ように 

90歳になっても 若い営業マン達 を  

あっ! と言わせる 仕事がしたいと

『 想い 』 ます !!!




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