粋。
少し前から無性に食べたかったものがございまして。
し~す~、そう!お寿司でございます。
授業をサボって河原で寝そべりながら雲を眺めててもシャリにしか見えないし、
女子生徒会長がメガネを外してキレイになった顔はガリにしか見えないし
アッコさんのモノマネをする人が唇に付けているものは、もはやタラコにしか見えない訳です、はい。
そして、昨日寿~司~を食べに行ってきました。
もちろん回転寿司ですよ。
画像はかんぱちですが、お寿司を接写したのは初めてです。
そこのお寿司屋さんはカウンターしかなく回っていないネタをカウンターの中に入っている板前さんに握ってもらうシステムです。
いろいろなお客さんが、ビントロやら生たこやら白子軍艦やらを注文していきます。
オイラも注文しようと、「すいません…」と言うと、
「ホタテ1つ!」と別のお客さんに横入りされてしまいます。
何度「すいません…」と板前さんに声掛けても、
「甘エビください!」
「カリフォルニアロールください!」
「カニミソください!」
と横入りされちまう…。
ちっくしょう…どうせオイラは寿司の注文もできない、ちんちくりん野郎なんだよ!と卑下していたら、
板前さんが…
「ご注文はなんですか?」
…
……
………
Oh~寿司神様は見放していなかった~!
寿司神様が救いの手を差し延べてくださっている!
オイラに後光が注している!
その眩しさたるやヒカリものなんて比にならないくらいの眩しさだぜぇ~!
「か…かんぱちください!」
画像はそんな苦労の末に勝ち取ったかんぱちです!
しかし、そのかんぱちを2カン食べたらその後また注文の争奪戦が始まるかぁ…と憂鬱になっていると、
「はい、かんぱちお待ち!」
とカウンター越しからかんぱちを乗せた皿が差し出されました。
よっしゃ!後の事は考えずに、とりあえずこのかんぱちを食べて次の注文争奪戦に備えてやんぜ…
と、ここで板前さんから受けとったはずの手にまだ皿が残っている。
すると板前さんが…
「また注文できないと困ると思って2皿握っておいたから…」
粋っ!
ありがとう板前さん!ちゃんとオイラの事見ていてくれたんだね!
でも…かんぱちは1皿で十分だわい!
おしまい。