再会。

とあるテレビ局にオーディションに訪れた時の話。

オーディションが終わって帰ろうとした時に、

同じ歳位の女性スタッフさんに声を掛けられまして、

「あの～すいません…岡本さんですよね？」

「はい…。」

と返事をするも全く顔に見覚えがない…。

大人としてまずいよね～。

一度会った人の顔は覚えておかないとさ～。

社会の常識ですよ～。

わかってんよ！そんな事！

でも、でも、全く思い出せないのよ！

いや、待てよ…よ～く見ると、ＢＡＲでベロンベロンに酔った時に抱いた行きずりの…違うわ！

そうだ！この前オーディションに行く途中で横断歩道で立ち往生している所をおんぶしたお婆さ…違うわ！

あっ！面接に間に合うか間に合わないかのギリギリの時間で会社まで走っていたら川に溺れている子犬を見つけるも面接の時間があるからと１度は子犬に背を向けたが、小さな正義感から川に飛び込み子犬を抱き抱えたまま、すでに面接時間が過ぎている会社に行った所、自分の迷子になった子犬にほお擦りしている女社長…違うわ！

どこで会ったんだっけな～とモジモジしていたら、

女性の方から、

「私、岡本さんの高校の時の同級生なんです。」と。

ドッピャ～ン！

ど、ど、同級生～？！

まさかの展開！

通りで顔に見覚えがない訳だぜ～！

高校の時に同じクラスになった事はなかったのですが、大人になってから、間接的に仕事でご一緒したらしく、僕らの事を知っていてくれたみたいなんです。

すなわち１５年振りに会った人の顔はそりゃ覚えてないわ！

月日は顔も変えるしね。

久しぶりに同郷の同級生に会えてとてもテンション上がりました！







ただ…






同じ学年の生徒数が１０００人近くいたので、オイラはっきり思い出せていません…。


おしまい。