欧州ツアーも4日目に突入。本人並びに同行スタッフもびっくりの400名を動員したキエフ公演を大盛況のうちに終え、本日(6/4)はドイツ公演の舞台となるレバークーゼンへの移動日です。

 

 

 

今回の旅のために友川さんが(もちろんドンキで)新調したまっぴんくのキャリーケース。「TOMO」のシールも魔除けの意味も込めて自分で貼ったそうです。ちなみに何度も言いますが、荷物の約半分はキングサイズのカップヌードルでした。

 

 

 

 

 

キエフからワルシャワを経てデュッセルドルフ空港に再び降り立ち、定番のチェーンスモーク。すると、目の前のタクシープールで運転手同士が突然ガチゲンカを始め、タバコを吸いつつしばし見物。「私が仲裁するか?」と言い出す友川さんを大関マネージャーが「無理です」と制止。

 

 

 

 

 

空港からは電車で会場至近のレバークーゼン中央駅へ。大都会キエフとは真逆の牧歌的な雰囲気に思わず「な~んか、田舎だねぇ」と拍子抜けした様子の友川さん。しかし、駅の反対側は普通に都会でした。

 

 

 

 

 

駅まで車で迎えに来てくれたのは主催者Joiさんの相棒のStefanさん。Joiさん、Stefanさんの運転でオプラーゼン地区の新興住宅街にあるライブハウス兼ゲストハウスへ。Stefanさんの旧式のフォルクスワーゲン・ポロの車中ではハイライズのCDが流れていました。

 

 

 

 

 

夜9時を回ってもまだまだ明るいドイツ。ライブハウスに着くなり遠慮なく駆けつけ一本のビールを所望。

 

 

 

 

 

瓶ビールとはいえ本場ならではの格別の味わいに、普段はビールはあまり飲まない友川さんも「いやぁ、うまいもんだねぇ!」と納得の表情。無意識に腰掛けた切り株もなぜかしら雰囲気にフィットしています

 

 

 

 

 

二種類のビールを両手に飲み比べする大関マネージャー。友川さんは黒ビールよりも現地でいう「ライトビール」の方がお好みとのこと。

 

 

 

 

 

「ビールは完璧。あとは早くソーセージが食いたいよね」と菜食主義者のジョイさんの顔は決して見ずに呟く。

 

 

 

 

 

明日のライブのフライヤーと特製ポストカード。もちろん原画は友川さんの旧作。「何の断りもなかったけど、絵を使ってもらって非常に嬉しいね」

 

 

 

 

 

就寝スペースは最近リノベーションした感じのライブハウスの屋根裏。キエフの高級ホテルとはまた違った妙に落ち着く空間でゆったり過ごすことができました。友川さんがボーイスカウトのキャプテン式に同行スタッフのベッド割を指示する。

 

 

 

 

 

夕食は近所の家庭的なピザ屋さんで。やはりビールをガブ飲みしつつ、「ピザもパスタも普通に美味いね」「フライドポテトも日本で食うより断然味が深いよ」「じゃんじゃんビール持ってきて」とご満悦の友川さん。しかし、「なんかうまそうじゃん」と当てずっぽうにオーダーした「ボルケーノ」という名の激辛ピザを口に入れた刹那、口を押さえ猛然とトイレにダッシュ!「とうがらしを思いっきり噛んじゃったのよ。いやぁ、辛いのなんのって。こんなところで死ぬのかと思った」

 

 

 

 

 

ライブハウスに戻って軽く飲み直した後、珍しく(?)お行儀よく就寝。やはり前日のライブと移動の疲れがあったようです。辛い顔ひとつ見せずに全員分のベッドメイクをしてくれたStefanさんに感謝しつつ爆睡しました。

 

 

 

 

次回はいよいよ最終回。キエフとはまた違った緊張感と興奮に満ちたドイツ公演当日の模様をお伝えします。「独白録』でも語られた「フランスのあばれはっちゃく」こと某ムッシュも遂に登場。お楽しみに!