ついに!5年の歳月を経て完成しましたね

2024年2月1日新豊洲に新設された「豊洲場外 江戸前市場 千客万来」。

オープン初日に宿泊&温泉に行ってきたのでレポします!

(※前日に開催されたプレオープン内覧会の写真も混ぜています)

 

感想をざっくり言うと「こういうの。こういうのを待ってたんだよ!」。

2018年に豊洲市場ができてからずっと見てきましたが、

みんなもこういうエンターテイメントな場所を求めていたし、それにやっと応えてくれた、そう感じました。

 

そんな魅力にあふれた「千客万来」を何回かに分けてアップ、今回は〈入浴編〉です。

 

施設奥に入浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」があり、

ほとんどの方は日帰り入浴で利用されますが、夫が気合を入れてオープン日の宿泊予約をしてくれました。

エレベーターで7階受付へ。

こちらは日帰り入浴の受付で、奥に宿泊用のチェックインカウンターがありました。

チェックインでカードキーを受け取り、館内の買い物等は全てカードキーで行います。

日帰り入浴の場合は鍵がその役割を担います。

 

受付で靴を脱いで手提げ袋に入れ、浴衣もしくは作務衣を借ります。

ほとんどの人が作務衣を選んでました。やっぱりズボンのほうが動きやすいですもんね。

 

6階へ移動し、大浴場へ。

男湯と女湯があり、内容や位置が微妙に異なりますが、男女の入れ替えはなく固定です。

たぶん、露天風呂の開放度が異なるからかな?(男性の方が開放的)

 

※ここからプレオープン内覧会の写真です。

ロッカーは宿泊者用と

 

日帰り入浴者用がありました、広い!!

 

中に入って大浴場。お湯は「箱根温泉」と「湯河原温泉」をタンクローリーで運んできたもの。

内湯は「高濃度ナノ炭酸泉」や「寝湯」など(個人的にはナノ炭酸泉が内風呂で一番好きです)

 

外には上の窓が開いた露天風呂に

 

さらに上側が開いた「湯河原温泉」の露天風呂があります。

 

入浴場所は広いのですが、一つひとつが壁や天井の閉鎖感があり、こじんまりとした空間です。

それより気になるのは川を挟んで広がるマンション群。

目の前は「晴海フラッグ」という住居マンションがあり、湯船に使ってる時は右側にもタワマンが見え

ちょっと「えっ、ハダカ見えない?」ってなりますね。(暗い雰囲気で影で見えないとは思いますが)

 

露天の後ろ側はちょっとした休憩スペースになってます。

(※この日は内覧会で男湯とつながるドアが空いてますが、営業時間は当然閉じてます)

 

因みに男性側の露天風呂。

男性側の方がひと続きで開放感あるんですよね。

 

角には天井が抜けた休憩スペースがひろがり、遠くにレインボーブリッジが見えるんですよ。

やっぱり、私は露天は天井がない方が好きですね。夜には星も見えますし。

これは男性側の方が軍配が上がる気がします。ただし川向かいのマンション側からは目視できる開放感。笑

 

再び女性側に戻りまして、女性側にもリクライニングチェアはあります。

 

また、外には更にこれ、ナノサイズのミスト浴ができる「ナノクラ」がありました。

これは女性側にしかありません。

見た目は便器。笑 腰湯ほどのぬるめのお湯でスモークのような湯気がずーっと出てきて面白いです。

 

もうひとつ、女性側にしかないのがナノミストサウナ。

これ、自分自身が蒸されているような気持ちになるサウナ。ものすごく細かい湯気がムワッとまとってきます。

サウナがあまり得意でない人も一度は入って欲しい。毛穴が開いてツルツルになる感じ。

 

他に、塩サウナ

 

ドライサウナがありました。

 

体を洗うスペースは50席以上もある広いスペース

 

また、各列でシャンプー類のメーカーが異なっていたり

 

シャワーヘッドも数種類あったりと、そういうところも凝ってますね。

 

バスタオル、フェイスタオルはもちろん、ボディーネットやヘアゴム、

シャワーキャップ、歯ブラシ、カミソリも常備されていました。

 

出口付近には飲料水も完備。

 

 

お風呂を出ましてヘアドレッサーも50席近くあったと思います

 
化粧水などのスキンケアはもちろん

 

ブースごとでドライヤーの種類も異なり、何気にリファもあったりして贅沢なんです。

私はもちろんリファで乾かしました。笑 他の施設では有料で貸し出したりしてますからね。すごい。

 

一旦お風呂を出まして、9階屋上へ。

なんと、展望足湯があるんです!

足湯は2カ所あり、ひとつは誰にでも開放している無料で、こちらは入浴者専用(有料)です。

 

青い光がおしゃれ!遠くにはレインボーブリッジも見えます。

しかし寒い!!風が強く、足湯<外気+軽装なので長居は厳しいです。

おばさま方は見ただけで入らず、すぐ引き返していました。

 

作務衣のズボンをめくらずドボンと入って見事に濡れた夫。しかも足湯ぬるめ。笑

ロケーションはバッチリなので、季節が良ければもう少しゆっくりできそう。
 
お風呂からあがったら、リラックスルームでおやすみ。
 
本当広くて2、3、4階にあります。

 

2階には漫画が1万冊完備。

 

漫画は結構王道系、アニメ化やドラマ化した漫画が多かったです。
 

私は夜に来て、リクライニングシートを倒して寝っ転がりながら漫画を読みました。

目の前が中央区と豊洲市場をつなぐ晴海通りなので市場に出入りしてるトラックの音など聞こえます。
私は全く外の音は気にならなかったですが、就寝目的でゆっくりしたい人は耳栓など持ってきた方がいいかもしれません。
 
4階は女性専用。

 

窓がなく、落ち着いた雰囲気。

実際、2階で利用していた時はおじさんの大きなイビキや、どこからかオナラの音も聞こえてきたので(笑)

もし女性だけで来てるなら、4階の方が寛げるかもしれません。

 

他にも、5階に休憩スペースもあります。(兼レストラン)

 

さらに余談ですが、家族風呂(1時間4,500円)もありました。

(※写真はプレオープン内覧会時に撮影)

 

こじんまりとした空間は風呂だけのホテル個室のよう。

 

4つある家族風呂のうち、ひとつだけハート型のもありました。

 

トイレや洗面も完備されてるので、プライベート感を楽しめますね。

 

 

〈日帰り入浴編〉万葉倶楽部感想まとめ

 

良い点

・東京23区にエンターテインメント性の高い入浴施設ができたのスゴい!

・値段は高め(入湯料3,850円)だが、十分楽しめる、広い

・豊洲市場の隣で2度美味しい(チームラボも近い)

 

気になる点

・露天風呂の壁、閉鎖感。開放感欲しかった

・深夜早朝は豊洲市場への車の往来騒音あり

・飲食やマッサージなど、オプションは観光価格

 

総合的に言うならば、入浴界のディズニーランドといった感じでしょうか。

都心のどこからでもそう遠くなく、電車賃や時間をかけなくても、

日本っぽい雰囲気が楽しめて休憩もできる。そんな場所だと思います。

 

近隣にも入浴施設はありますが、日帰り温泉感、エンターテインメント性を

全面に押し出してるところがここの良さであり、本当、よくやってくれた、これを求めてた!と思いますね。

今まで豊洲市場に観光に来た人たちもパラパラと点在してる飲食店にはどこを見たら良いのか

わからなかったのではないでしょうか。

ぜひ千客万来に遊びに行って欲しいですね。(しばらくはめちゃくちゃ混むとは思いますが)