ホテル十和田荘を後に、少し勇足で道を進める我々。

というのも、移動距離的に若干強引に遠方へ進んでいるからであります。
 
その場所とは・・・奥入瀬渓流!こちらは調子大滝、すごい幅、水量!
わ〜来てしまった〜途中までずっと奥入瀬(おいらせ)を「おくいりせ」って言ってたくらい素人ですからね。
 
朝早かったからか、人がほとんどおらず、やや薄暗い中にもキラキラと日が差し込んで大変美しかったです。
 
近くにも滝が流れて飛沫が上がって神秘的でした。
 
さらに奥まで進んで、石ヶ戸休憩所で駐車。少し散策をし、「三乱の流れ」まで歩きました。
ここがすごいのは、道路脇がもうすぐ渓流になってるんです。歩道もあるんですけど、幅広い小川って感じでずーっと長く道が続いてるんです。えっ、なんか良いの?って感じで下界と大自然との距離が近いです。
 
去年は尾瀬や上高地など行って日本の景勝地を満喫しましたが、まだまだ想像もつかない秘境ってあるもんですねぇ。
無理して足伸ばした甲斐がありました。
休憩所や観光スポットに看板写真があって、真冬の風景がこれまたすごく良いんですよ。
厳冬期にどうやって足を踏み入れるのかしら・・・
 
早めの時間に行って良かったです、出る頃には駐車場は満杯で、狭い道に観光バスが行き交い、混雑に巻き込まれずに済みました。
 
奥入瀬を後に、次への目的地、岩手二戸へ。
道中がまた楽しく、山道を抜けたかと思いきや、道が開け、突然の風力発電。
 
また、ナビには「ふれあい牧場」と表示されてるにも関わらず、全く触れ合える感じの看板や道は見当たらずどうなってるの?誰が触れ合えるの?と思ったり。
快晴で気持ちいいこと!
 
途中トイレに行きたくなった時、こちらも突然公共の綺麗なトイレが見つかって(後にも先にもこれっきり)
青森県の田子町という所でした、ありがとうございました!
 
昼ごはん難民を回避すべく、またまたGoogleマップで調べて二戸にある「川又食堂」へ。
 
私は五目ラーメン(600円)を選びました。安すぎ!!
見た目以上にかなりスパイシー!
 
そして大好きな細麺!
来るのを待っている間、お隣のおじいちゃん2人組の話し声が昔、おばあちゃんとお母さんが会話しているような訛りに酷似していて、その音を求めてる私としてはもっと聞きたい!録音したい!って思ってました。笑
 
岩手の方言って県という単位で一括りにできなくて、例えば去年行った岩手の遠野での昔話を聞いたときはまた一風違う訛りに聞こえたし、YouTubeで方言系を探して聞いてみても、ピッタリっていうのはなかなか無くて。
青森と岩手の境の方言、南部弁なのでしょうか。津軽弁も似てるところあります。似てるけど違う。
「へって」や「きゃ」の音が多かった記憶です。母は名前から「なっこ」と呼ばれてましたが「っこ」というのもよく聞いた気がします。
 
小さい頃聞いたおばあちゃんとお母さんの会話は全くわからないくらいの方言でして、ちょっと訛ってるとかそういう次元ではなかったです。
そういう話をすると母さんは「上京してきた頃は、人に訛ってることを指摘されて話すのが嫌だった」と言ってたから、そうやって音は消滅していくんですね。
きっと母ももう方言で話す機会がないので忘れていくのかもしれません。
 
続きます