「岡山県矢掛町ツアー」の続きです、ツアーバスで矢掛町に到着!
軽くミーティングした後、解散!
矢掛町は400年前から栄えた歴史ある町。
メインストリートは旧山陽道・本陣通りで昔は大名行列が通ったところ
通りにはお殿様が大名行列時に泊まった宿「本陣」もあり、宿場町として栄えた場所です。
通りが石畳でフラットに整備され、綺麗で落ち着いた雰囲気。手前側は電信柱も地中化され、地域美がありますね。
宿泊した宿「矢掛屋別館」をご紹介!
町の真ん中付近にあるこちらの宿は日本で唯一「アルベルゴ・ディフーゾ」に認定された宿泊施設なのです!
「アルベルゴ・ディフーゾ」とは?
地域そのものに泊まる分散型施設ホテル。
町の中に点在している空き家をひとつの宿として活用し、町をまるごと活性化しようというもの。
(Albergo Diffuso Japan 公式サイトより)
わかりやすくいうと、小さな家一つひとつがホテルの部屋になっていて、
大浴場やレストランも大通りを中心とした商店街の別の場所に点在、
地元の人が生活する地域に溶け込んでいるユニークな施設です。
2018年にアジア初のアルベルゴ・ディフーゾとして、
岡山県小田郡矢掛町の「矢掛屋」が正式認定されました。
「大きなハコを作ってその中だけ賑わっていても意味がない。
今存在している家、人、文化に血を通わせていかなければ持続可能な
再生にはならない」景観を維持しながら地域住民が一体となって
観光客をもてなす、そういう意義があるそうです。
さて、前置きが長くなりました。
入って今回泊まったお部屋を見ていきましょう!
泊まったのは、「矢掛屋別館」の「栗」。
外から入ります、まるで玄関ですね。こちらは完全に独立したひとつの家です。
入ったところ、全景。(※前後してるんで荷物置いちゃってます)
こちらのお部屋は1階ツイン洋室です。
天井が高く開放感あります。窓があり、全然違うけどログハウスのような感覚。まだ新しい印象。
お部屋はテーブルや椅子、サイドテーブルなど一揃いあります。
ベッドはシングルサイズ。
私は内側のトイレが近い方のベッドに。壁にくっついてるので落ちる心配なし。笑
夫さんは窓側に。窓は障子がついて二重になってますが、夜は少し寒かったようです。(一月に宿泊)
クローゼットに毛布も用意されてるので、寝るときはあらかじめ一枚かけておくのも良いかもしれません。
寒さについてですが、要は独立した家かつ一階なので、外気を感じやすいです。
普通に過ごす分にはエアコンで十分。ですが、ユニットバスや夜寝るときは寒いかも。
そういうのも含めて、他のホテルのとは違うってことなんですかね〜
大浴場用の浴衣に羽織り、バスタオル、フェイスタオル、ありがたいことに湯上り靴下もありました。
サイドテーブルには湯飲みに煎茶、御茶菓子、ポットが完備。
テーブルには鏡、ドライヤー、除菌スプレー、受付に繋がるケータイ電話が。
テレビもあります。
下には冷蔵庫
中のミネラルウォーターは無料サービスです。
バスはユニットバスで
バスタブにはボディソープとシャンプーが
ブラシ、カミソリ、ボディスポンジ、はみがき一式、洗面には備え付けのハンドソープ
部屋用のバスタオル、フェイスタオルも各2枚づつありました。
(お風呂は大浴場を利用、お部屋のお風呂は入らなかったです。)
大浴場に行くときは草履や下駄を履いていくこともできます。
大浴場は同じ別館内にありました。
私たちはたまたま同じ敷地内にありましたが、ツアーの他の人たちは他の場所から数分かけて歩いてこちらへ来る仕組みです。
大浴場は写真撮りませんでしたが、ちょうど良いお湯加減に露天風呂もあり、
(コロナ禍でお客さんが少なかったからだと思うけど)
お風呂を独り貸切状態でとても寛げました。
朝風呂は休止していて残念ではあったものの、とても良かったです。
翌日の朝食は歩いて数分のところにある本館の「矢掛屋」へ。
朝食は小箱に仕切られた小皿の6種類に
梅干しとお漬物、自分で取ってくる海苔や納豆、ジュース、コーヒーがありました。
ご飯とお味噌汁はスタッフさんが運んできてくれ、お代わり自由です。
日本家屋の庭(写真は玄関側)を見ながらの食事は開放的。
量もちょうどよく美味しくいただきました。
矢掛町のマスコット「やかっぴー」とコーヒーの組み合わせ
優雅な朝を過ごしました。
帰りのチェックアウトは鍵をポストに入れればオーケー。
お会計等の精算不要、チェックアウト時の混雑もなく便利ですね。
矢掛屋別館に泊まった感想まとめ
- 町全体が古き良き日本家屋の静かな雰囲気
- 人が少なくゆっくり時が流れて癒された
- 近くに本陣が当時のまま残っている、日本の歴史を感じる
大名行列をした山陰道に隣接された「矢掛屋」、日本の歴史に詳しくなくても
静かな昔の雰囲気を楽しむ事ができると思います。
また、昔の旅館のような中居さんはおらず、挨拶や部屋の食事支度、布団の上げ下ろしなど
煩わしいとも感じるホテルスタッフとの関わりがほとんどなく(チェックインとお風呂受付時くらい?)
チェックアウトも鍵を指定場所に入れるだけ、サービスは現代的なところもとても良いです。
他にも本館や蔵を改造した一人用の部屋も近くにありました。
用途によって泊まる場所を選べるのも魅力の一つですね!
岡山は初めてだったので、とてもよい体験でした。
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