にじパレ通信 NO.51 発行しました
11月27日(日)春日井先生をお迎えして”親の会”を開催します。要申込み、定員20名です。
申込みは11日より開始します。
先日、全国の国公私立小中学校で2021年度の不登校児童生徒が24万超となり、過去最高だったことが、文部科学省の調査でわかりました。
この地域においても同様に不登校児童生徒は増加しています。最近では、「不登校を問題行動として捉えないように」と言われていますが、まだそのような考え方は教育現場においても、地域社会においても浸透しているとは言えない状況であると感じています。子どもたちは登校できない、社会参加できない自分を否定的に捉えています。そして、そのような子どもたちが気軽に利用できる活動場所も少ないのです。
私たちは、毎年、長年不登校・ひきこもりの支援に携わっておられる立命館大学教授の春日井敏之先生(恵那市出身)をお迎えして不登校理解を深めています。その中で「子どもたちは大人の期待をわかっていて、それに応えようとしている。でも応えらず苦しんでいる。そんな辛いときに見捨てることなく気にかけてくれる大人の存在が支えになり、勇気づけになる」と感じています。
うまくいっていない自分でも受け入れられる居場所、安心して楽しく過ごせる居場所づくりを継続していきたい、そして、そのような居場所が増えていくことを願っています。