1件、債権回収が必要なお客さんは出たものの、

「こんなの想定の範囲内!!」という事で、

私達は、更なる顧客開拓を進めるため、

営業テリトリーを大阪市内から、大阪市の南側に位置し、

政令指定都市でもある「堺市」にも営業をかけることにした。

 

一緒に苦労も楽しみも分かち合う

コールセンターのアポインターさんたちに

堺市の中小零細企業にも1件ずつ電話して行ってもらう。

 

9時から17時まで、

1日の勤務時間内に約200件架電してもらう。

 

その中で資料請求に至るのは3件程度、

アポイントに至るのは1件有るか無いか・・・。

 

中々のヒット率ですが、

商工ファンドに在籍していた頃から

高金利の事業性ローンのヒット率を理解していた私にとっては

妥当な数字。

 

あれこれ考えずに前に進むしかない。

 

資金需要があってのアポイントではあるけど、

銀行がアウトバウンドの電話営業で融資の売り込みを行い、

かつ、金利は9%程度。

しかし、「公正証書作成条件」というところがネックになり、

契約に至るのは、面談した先の20%程度だった。

 

(つづく)