いよいよ始まった「つなぎビジネスローン」の販売。

帝国データバンクさんが提供している企業情報やNTTさんが提供している

電話帳のデータから、ターゲット選定した企業へアプローチしていきます。

多くの企業さんは

「間に合ってる」

「メインバンクに良くしてもらっている」

といった感じで断られましたが、中には

「銀行がそんな融資やってるの??」

と興味を持ってくれる企業さんもいて、

中々面白い反応でした。

 

興味を持ってくれる企業さんの半分くらいは

「本当に貸してくれるのか?」と半信半疑。

そんな企業さんへは、我々営業部隊2名が直接訪問します。

 

そう、私とこの「つなぎビジネスローン」立ち上げの

先導者も営業部隊。

 

現場に赴き、社長から話を聞いて、その場で社内の空気を感じ、

決算報告書、請負契約書など、与信判断の材料を集めて行きます。

 

何せ、この「つなぎビジネスローン」は、

債務超過だろうが、決算報告書の中身は関係なし。

売掛金の回収を含めた資金繰り予想と

最低限の個人信用情報だけが審査基準になるので、

社長のお人柄、取引先との関係性、社長と社員との関係性、そんな関係性が生む

社内の雰囲気なども、与信判断の重要なファクターになります。

 

でも、審査する側は、直接社長と話をするわけでも

現場に行くわけでもないので、私達営業担当者が持って帰る情報だけが頼りになる。

 

だからこそ、審査基準以前に採り上げするかどうかの判断も重要になります。

 

(つづく)