今回はお付き合いする銀行の店舗選びについて。
「店舗選び」と言っても、こちらが取引をしたいと思っている
どこの店舗とでもお付き合い出来る、という訳ではありません。
①店舗との距離感
②取引の目的
大きくは、この2点で取引可能な店舗が決まります。
①の店舗との距離感ですが、
私が在職していた頃は、店舗が無かったということもありますが、
京都市内の店舗から滋賀県の守山市くらいまでは普通に行っていました。
でも、今は殆どの金融機関が「遠方の優良顧客」を求めるよりも
「業務効率」を求めていますので、余程の事がない限り遠方には
行きません。
「店舗から半径〇〇キロ」といった店周エリアをテリトリーに活動しています。
こちらからしても近い方が何かと便利だと思いますが、それは銀行も同じ。
取引開始後は、顧客管理業務が始まりますので取引先は店舗から近い方が良い。
特に「融資取引」の管理については敏感です。
定期訪問することで、取引先の状況把握に努め
「著変事項などが無いか?」聞き取りしたり肌で感じたり・・・。
・ホワイトボードなど予定表の記載内容
・社員さんの働きぶりや入れ替わり(特に経理担当者さん)
・社長の身なりや車
このあたりは定期訪問する際には必ず見てますよ。
こういった定期訪問をするには、当然店舗から近い方が良いわけで・・・。
「融資取引先の管理」という目線で「店舗からの距離感」を書いたので、
次回は「取引目的」」からみた店舗選びについて書いてみたいと思います。