HAPPY理論研究所・トモカ研究員です。
今回のクールは、「俺の話は長い」という、生田斗真さん主演のドラマが私の中で大ヒットしました。
その最大の理由は、このドラマを見るたびに、「稼げない自分のままでも、堂々と存在していて大丈夫なんだ」って、ホッとすることができたからでした。
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「俺の話は長い」の主人公のミツル(31歳)は、6年間無職の実家暮らしニート。
長らく母親と2人で暮らしていて、ミツル本人は就職を急ぐわけでもなく、「本当にやりたいことが見つかるまでは自分探ししていたい」と、堂々と実家でニード暮らしを満喫していました。
そこに突然、姉一家が引っ越してきて、率直にモノを言う性格の姉は、「甘やかしすぎでしょ!」と母親にかわって弟に再就職を迫る。
ミツルはいわゆる「天然ソーサー系(自己肯定感がもともと高い人)」なので、「早く就職しなよ」って、周りからなんやかんや言われても、「だってまだやりたいこと見つかってないし」って堂々と反論できちゃうような性格。
そして、天然ソーサー系だから、ニートだからといって自信をなくすわけでもなく、言いたいこともズバズバ言うし、ニートだけど、おつかいのお釣りをくすねた分とかで、バーにもしょっちゅう飲みに行くし。
いつも自分を偽ることなく自然体だから、周りの人から自然に愛されちゃうという、一言で言うと「お得な愛されキャラ」なのです。
最終的には、周りの人たちから、自分のキャラをそのまま活かせそうな就職口を見つけてもらって、その面接を受けに行くところで最終回が終わるというお話。
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『ニートなのに、焦ってない』
『ニートなのに、堂々とやりたいことやっちゃってる』
『ニートなのに、周りの人から愛されてる』
これがもう、見ていて爽快で爽快で!
うわー、私もこれがいい!ってなりました。
自分の事を振り返ってみると。
専業主婦のときは、「自分で稼いでいるわけじゃないから」と、
自分の欲しい物があっても、夫に言い出せずに飲み込んでしまったり。
シングルマザーになってからは、「自分の収入が低いから、児童扶養手当とかもらっている立場だから」と、
自分だけのためのもの(お酒とか、カレーの辛口とか、キムチとか 笑)に一切お金を出せなくなってしまっていました。
私の中で、「稼げない自分には価値がない」という自己否定が、社会人になってからずーっと、ものすごーく強く働いていました。
でも、よくよく考えてみると、「20歳以上の人間は、自分で働いて稼がないといけない」なんて法律はどこにもないわけで。
ニートだろうが、専業主婦だろうが、パートだろうが、アルバイトだろうが、自分と自分の周りの世界がうまく回っているのだったら、何も気にせず、思いっきり楽しめばよかったのに!
「稼げない自分には価値がない」なんてそんなことは全然なくて、ただ存在しているだけで、周りの人が喜んでいたのに。
ドラマ「俺の話は長い」は、そんな事を気づかせてくれました。
でも、実際には、気づいた直後からすぐに忘れちゃうんですよね。
現在フリーランスなので、毎月のブログやアフィリエイトなどでの稼ぎをエクセルに記入しているのですが、それを見るたびに、「早く10万円は越えないと!」とか「自分まだまだやな・・・」って落ち込んだりしちゃうのです。
8才と5才の子どもたちを育てているので、正直それだけでも精一杯です。
「ママ見て見てーー!ママこっち来てーーー!一緒に寝てくれないと眠れないー」とかって、毎日のように子どもたちから熱いラブコールを受けていて(笑)
睡眠時間が8時間を切っていたり、仕事でプレッシャーを抱えていたりすると、イライラの沸点が下がってしまって、楽しく子育てできなくなる。
私のスペックはそんなに高くないのです。
「一生に一度しかないこの貴重な時期を、自分で稼げないことに焦って、ストレス溜めて過ごすのは、あまりにももったいないじゃないか。
『自分で』稼いでいる収入は少ないけど、児童扶養手当や児童手当、養育費をあわせてなんとかうまく生活できている。それでいいじゃないか」
と、頭では理解しているのですが、「稼げない自分には価値がない」という自己否定(=エゴキンマン・思考)の声は、かなり根深く染み付いてしまっていて、ちょっと気を抜くとすぐに自分攻めが始まる毎日でした。
HAPPY理論研究所で、朝晩毎日、happyちゃんのインスタライブを聞いて、なんとかなんとか、自分攻めの声に、今までより早く気付けるようになってきました。
これはやっぱり、忘れないように身体に叩き込む必要がある!
習慣化にフォーカスを置いているHAPPY理論研究所は、今の私にはほんっとにありがたい存在で、このタイミングで出会えて本当によかったなあとしみじみ思う次第です。
そんな気づきのあったday8でした!