Tさんの処方

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ま、とにかく見て~。この方のお話は次回にも続きます。
 
1999年、23歳で起業。2001年、首の神経が凄く痛くて、いつも頭を抱え込み首の神経を伸ばす運動をしていた。ある日、その痛みが激しくなり、平衡感覚がなくなり床が自分に近づいてくるような感覚に陥り、そのまま激しい嘔吐と共に倒れ、救急搬送される。原因不明であった。これが、最初のきっかけ。そして自宅近くのメンタルクリニックを受診、ハルシオンを処方される。ハルシオンは健忘が酷く、ビックリしたため、そこから薬の置き換えが始まり、徐々に増えていった。この後も社会トラブルを抱え、薬に逃げ、結果的に増えていった経緯がある。薬の依存症となり、主に自宅でPCによる仕事のスタイルになっていき、このままではいけないということで、三浦半島の福井記念病院(身体拘束される)やよみうりランド慶友病院などに入院するが、結局、仕事をしたいがために勝手に退院するということを繰り返していた。

その後病院を転々とするが、その時の処方が以下の通り。
2006年8月3日
NTT東日本関東病院
精神神経科
Dr.秋山剛
ロヒプノール錠2×2錠×1回
ベゲタミンA×1錠×1回
ヒルナミン錠(25mg)×1錠×1回
マイスリー錠5mg×2錠×1回
セロクエル100mg錠×1錠×1回
計:1日服薬量7錠

そこから死の89錠まで、約5ヵ月間。

2007年1月19日
NTT東日本関東病院
精神神経科
Dr.秋山剛
ロヒプノール錠2×3錠×1回
ベゲタミン錠A×2錠×1回
マイスリー錠5mg×2錠×1回
セロクエル100mg錠×2錠×1回
レボトミン錠50mg×4錠×1回
ベンザリン錠10×1錠×1回
リスパダール内用液1mg/mL×2mL×2回
デパス錠0.5mg×6錠×3回
プリンペラン錠×3錠×3回
セロクエル25mg錠×3錠×3回
レボトミン錠5mg×3錠×3回
ドグマチール錠50mg×3錠×3回
レボトミン錠25mg×3錠×3回
計:1日服薬量89錠
→ここ訂正あり。精神薬は計81錠だがロキソニンを一日8錠飲んでいたらしい。しかも同じ医者。
さらに悪魔なことが判明してしまった。
そして、1回目の急激減薬は、この後すぐ。

2007年1月22日、NTT東日本関東病院への入院を検討したところ、入院担当の医師が、もっと服薬していくことを勧めたので怖くなり、脱走、大岡山の平和堂漢方薬局の根本幸夫先生に出会い、調合漢方での治療に切り替える。
漢方薬局と連携して89錠→16錠に減薬成功。

その後、体重も30kg以上痩せ、体調も少しづつ回復していったように感じた。しかし、また社会トラブルを抱えこの間に、とうとうODにより自殺未遂。理由は、会社が経営者の生命保険に加入していたため、そのお金を会社の資金繰りに活用することであった。自殺未遂の際には、都立広尾病院に搬送され、理由を淡々と述べ、成功するまでやると思うと自分の心の内を述べただけで、麻酔注射で意識を失わされ、起きると身体拘束されていた。恐ろしいので、もうやりませんと嘘をついて、拘束を解かせた。

2008年~20010年6月までの処方はほぼ同じ。
ゾピクール錠7.5×1錠×1回
ベンザリン錠5×2錠×1回
デパケンR錠200×3錠×1回
アキモサンカプセル25mg×2C×1回
ヒベルナ糖衣錠25mg×3×1回
マイスリー錠10mg×1錠×1回
リボトリール錠0.5mg×2錠×3回
アルマール錠10×1錠×3回
計:1日服薬量21錠

ここで、2回目の急激減薬。

2010年7月7日
東京医大病院(現いいもり こころの診療所サイコセラピー 研究所長
Dr.飯森眞喜雄
デパケンR錠200×1錠×3回
アルマール錠10×1錠×2回
リフレックス錠15mg×2錠×1回
ヒルナミン錠25mg×2錠×1回
エバミール錠1.0×2錠×1回
ロキソニン錠60mg×2錠×1回
計:13錠

ここから、また少し増えたりして、内容も若干変わったが、結局、2012年8月6日に完全断薬達成。