私の夫はASDですが、どうすれば自分を大切にしながら彼も大切にできるのかが永遠の課題です。
自分の心が削られて死なないようにするために長年彼のトリセツ作成と更新に追われています。
異星人だからと受け流せるようになった今でも、ふっと、気を抜くと軽く気持ちが死にます![]()
本人は悪気がないのですが、特性ゆえに自分の言葉の何が相手を傷つけているか理解できません。
夏休暇は1週間の九州旅行へ行きましたが、帰りの空港へ向かうためにバス停にいた時、私はその前に寄ったカフェに忘れ物をしてしまったため、ごめんね!と取りに戻りました。バスは本数も少なく予定時刻を乗り過ごすとフライトには間に合わない時間だったため、再び謝りながら「間に合わなかったらタクシーで行こう」と提案しました。私たちは共働きなのでお財布は別々です。
彼は「金で解決しようとするな」と真顔で言いました。
「そうだね、ごめんね。今度から気をつけるね」と返して淡々と過ごしたのですが、翌日落ち着いてから彼の帰宅後に、昨日の出来事について、「お金で済ませようと思った訳じゃないから誤解しないでね」と明るく話したら、「あんな冗談を本気にしてるの?世の中には一定数冗談の通じない人がいるけど、あなたも相変わらず状態の通じない人だよね〜」と言いました。「僕の愛情表現がどうして通じないのか疑問だね」と謎理論を展開し出したので久しぶりに虚を突かれました。
全く笑えない冗談シリーズは数えきれない程あるのですが、この言語感覚はやはり凶器です。そして若干のモラハラ風味。
あらゆる傾向と対策で全身武装していても、油断すると耳だけお経を書き損ねた耳無し芳一のように、耳だけ引きちぎられたようなホラーな夏休みでした![]()