パコと魔法の絵本
パコと魔法の絵本
いや~これは最近絶賛した
「おくりびと」っとは違った作品ですが、
こちらはこちらでめちゃくちゃ良い作品でした。オススメです。
なかなかこんな映画に次々出会うのは珍しいですが、
どちらが良かったと言われたら、
僕は見終わった後にも気持ちを揺さぶる「おくりびと」の方が好みだが、
こちらの方が家族やカップルなどで見るには良いでしょうか。
まぁ~まぁ~好き嫌いですね~。
チカチカしてたりCGが~ってなる人は駄目らしいし~、
むこうは世界に入られへんかったら、ただの辛気臭い映画みたいですし~。
これも少し描き方を間違えれば、
僕の大嫌いな病気で~死んで~みたいな映画になる所で微妙なラインではあったけど、
結果はそこなんですが、そこは主張しすぎずにで優しく見れました。
病気って事と違う意味での、
毎日同じ本を読む理由は悔しいけど涙。
基本的なお話自体はこったお話でも無いねんけど、
セットから小物からCGから映像のこだわりが凄い。カットごとに作りに驚く。
笑いのとり方とか、演技の間合いとか、
病院と庭のセットがある中での演劇を見てる様な感じ。
俳優の力量と個性が上手く撮れている。
特に役所広司さん。良い。
凄い頑張るけど頑張るほど孤独になっていって、
お前らみたいに才能もないし~ってか頑張りもしないし~って奴は俺に関わるな!
っみたいな意地悪のじじい役。
僕の末路かと思い。
それが変わっていく姿よりも、
そのヒネ曲がった状態で涙したのは僕だけでは無いだろうか。
些細な事で実力や地位やお金があっても、
どこか結局は自分が他人と同じ弱い人間で。
何でも出来たはずの自分が、
何も出来ないと感じた瞬間、
その越えらない壁、見知らぬ他人の為に全力を尽くす。
命を賭ける事で、
命は磨り減る訳では無く、命がほんのり輝く。その輝きは周りの人間をも導く。
オチは無難に一段階目で良かったと思うが、二段階目に出てくる
「この本は全く売れなかったけど、この本があった事によって、
こんなに素晴らしいストーリーが生まれるなんて、この本はとても幸せな本だ!」
って言うのは綺麗事だが救われます。
これが僕らにとって本質だとは思います。
ありがちだけど。
一日一日がおめでとう。っと思える素敵な作品でした。
おくりびと。
パコと魔法の絵本。
共にDVDでも見ますね。是非!