いわき市に有るかなや幼稚園は、東日本大震災の後に建てられた建物です。
震災直後は、放射能の心配が強く、子供を持つ親は心配でなかなか外で遊ばせれられなくて、子供達が安心して「汗をかける幼稚園」を目指していました。
そこで考えられたのがこの外光が降り注ぎ半屋外空間を作り出す膜屋根の建物です。
東京ドームの屋根のような感じなのか、、
触るとトランポリンのような素材で弾力があります。
二階には園児が走り回れるようにコースが出来ていて、写真に収めるのを忘れましたが、角やドアの部分には安全な加工がされていました。
二階からの眺めです!!
この赤いのは何でしょう!?
そうです!!
滑り台です!!
室内に!!!
実際、私も滑りましたが普通に楽しんでしまいました(笑)
この滑り降りている動画はInstagramにアップしているのでぜひ見てください!!
床や、椅子、机などに本物の木を使っていて温もりがあり、角も滑らかに磨かれていて安全にも配慮されていました。
空調も地中熱を利用した自然換気設備と床吹出しの空調を使用しており、もはや外で遊ぶのと変わらない環境が整っていて子供達には最高の環境が整えられていて、2014年にはグッドデザイン賞、キッズデザイン賞を受賞しています。
このアイデア満載の建物を楽しみながら、とても勉強になった1日で、このような機会を頂けてとても感謝しています。