多数決のパラドックスと辺野古新基地建設 | 自由市民の会(秋田)

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多数決のパラドックス

多数決は正しくない場合がある
沖縄県の辺野古新基地建設はまさに典型的

【酷いよね多数決のパラドックス】
5階建てのマンションに、エレベーターを設置するのに合意した住民
エレベーターの費用負担を多数決で決めたら、エレベーターを使わない一階の住民だけが負担することになった
(2階〜5階の住民が多数派だから、そんな多数決ができるという例えだが、これが先進国だと思われていた日本でまかり通っている)

辺野古新基地建設に反対した沖縄県民
マンション1階の住民はエレベーターを使わないのに費用負担

日米同盟や米軍基地は必要だと主張する沖縄県以外の日本国民
=
マンションの2階以上に住み、エレベーターを使う人達だけど、費用は1階の人が払えを多数決


新聞投書から考える

画像は

京都新聞に小学生が、朝日新聞に中学生が投稿して話題になったものです

若い人の方が、多数決のパラドックスに陥らないのかなと





(追記18.7.18の本会議で、枝野幸男がエレベーターのパラドックスとして、多数決だけが正しいとは限らないと、引用したので、有名になりました)



エレベーターを使った例え

多数決のパラドックスは、

多数決の危険性を示す、一例で、

2014年の中日新聞のコラムに記載されている例えが話題になりました

http://dechnostick.hatenablog.com/entry/2015/01/16/020517


(その例えをコラムで説明した野村修也教授も、

なんだか多数派優遇の言動が多いのも、パラドックスな気がしますが、、、)