■ご紹介文

あなたは、なんのために生きるのですか?
こう質問されて、あなたはなんと答えるだろうか。

 
本書は、「生きる目的」について、健康・幸福度の向上を目指す世界的な先駆者である著者が、最新の科学と哲学的見地から考察する一冊。

 
「人はなぜ生きるのか?」
これは、何千年もの間多くの哲学者が考え続けてきた究極的なテーマです。
このテーマに科学的なアプローチしているのが、最大の特徴。


人が持っている能力は、「目的」を与えることでここまで発揮されるものなのか、ということがさまざまな事例やデータで示されているので、「へぇ〜」と単純な学びの連続です。

 
目的を持つだけで、
心臓発作のリスク:27%減
脳卒中のリスク:22%減
死亡リスク:12%減
このようにデータで示されるので、読み進めるごとに、「目的をきちんと定めて生きていくべきだな」と前向きな気持ちにさせてくれます。

 
目的がよくわからず、最近迷走しているな。
あなたがそう感じているのなら、この本を読んでみましょう。
きっと、光が差してきます。


■3つの実践ポイント

【1】「わたしにとって大事なものは何か?」を常に問いかける
【2】「わたしは何に価値を置くのか?」を常に問いかける
【3】きちんとした睡眠を常に心がける


■書評掲載URL

【シェア読書:903冊目】目的の力 幸せに死ぬための「生き甲斐」の科学(ヴィクター・J・ストレッチャー)

※この記事は、書評ブログ「Share読書.Com」で公開している記事の短縮版です。