こんばんは、岩本です。
今日は認知症について
少し、コメントします。
厚生労働省の推計では、2025年、今から10年後には
認知症の高齢者が700万人を突破するということです。
認知症にはいくつか種類がありまして
主なものとして、以下の4つが挙げられます。
アルツハイマー型認知症(全体の約60%)
脳血管型認知症(全体の約20%)
レビー小体型認知症
前頭側頭型認知症
介護系の大学を卒業して、介護福祉士の私でもよくわかりません。
まあ、半分以上がアルツハイマー型で
他にも種類があるということです。
医療がどんどん発達して
いろいろな病気は治るようになりましたが
頭の神経細胞が死んでいって、脳が萎縮していくのまでは治せない
ということです。
65歳の5人に1人は認知症になります。
介護する側からみると
寝たきりのお年寄りの介助より
体が元気な認知症のあるお年寄りの介助の方が大変です。
認知症の専門家、施設、相談窓口を早急に増やしていかないと大変なことになります。
現状でも、認知症のお年寄りに対応できるヘルパーはどれだけいるのでしょうか?
かなり、少数のような気がします。
テレビで放映されているように
大手の会社の運営する施設でも
人手不足で、とんでもない人間が介護の現場に紛れ込んでいます。
今でも対応できていないのに
今後、どうなるのでしょうか?
お年寄りのお世話は国がやるんですよね?
そう決めたのなら、財政赤字であろと、なんであろうと
とことん、国、行政がやるしかありません。
年金や医療保険もなにもない
フィリピンなんかは、最初から政府はあてにしてませんので
家族、親戚で助け合ってお年寄りのお世話をしています。
いまの中途半端な日本の状況だと
孫や家族に囲まれて、あの世に旅立つ
フィリピンのお年寄りの方が幸せなような気がします。
どんだけ、医療が進んでも
人間の死亡率は100%です。
今の日本に一番足りないものは
安心して、あの世に旅立つ
死に場所のような気もします。
ではでは
