スレート葺の切妻屋根の大きな駅舎は、武家屋敷をイメージして建築されたと言われています。
正面の真ん中の大きな出入口は駅員用で、その横に申し訳なさそうに乗降客の出入口があります。
立派な駅員用の出入り口部分の壁はハーフティンバー様式なので、増築された部分なのでしょうか。
ちなみに「伊達」という由来は、幕末の戊辰戦争で会津藩に味方した亘理伊達家が領地を失い、仙台から開拓に入った土地なので、「伊達」という名前が残っています。
北海道伊達市山下町
1926年(年)月日開業
▼駅舎全景

▼こちらが正面かと思うような、駅事務室入口。
▼ 特徴的な明かり窓。
ハーフティンバー様式を取り入れた外壁です。
ハーフティンバー様式を取り入れた外壁です。
▼ ファサードの駅名板。
こちらの小さな三角屋根の車寄せが、乗降客の出入り口になります。
こちらの小さな三角屋根の車寄せが、乗降客の出入り口になります。
▼待合室は広く、待合室内にはキオスクもあります。
▼ホームには、伊達家の大兜のモニュメントが展示されています。
▼兜の横には、駅名の由来の説明があります。
▼かつては、1986年(昭和61年)に廃止された胆振線の起点駅でした。
▼島式ホームとは跨線橋で連絡していますが、跨線橋には雪国らしく締め切りができます。
▼駅名標。
▼ ホームは、単式、島式2面3線です。
▼建物財産標が見つけられなかったので、駅舎の竣工年は不明です。