九州縦断の鉄旅２０１６（その２）

九州縦断の鉄旅、第２日目。

天気予報どおりに朝から雨模様。
当初の指宿枕崎線の予定を変更して、２年ぶりの肥薩線で熊本へ抜ける行程にしました。

２年前に訪れた時は晴れていたので、今回は天気が悪くても仕方ないと、悪天候覚悟の肥薩線ルートとしました。

▼時間の都合上、朝イチで特急きりしまを利用して、まずは都城へ向かいます。

▼まだ暗く、雨が降りしきる中、鹿児島中央駅を出発します。

▼都城駅。
ここから吉都（きっと）線で次の乗換えの吉松（よしまつ）駅へ向かいます。

▼晴れていたら景色は良いのでしょうが、雨模様なので、霧島連山も雲にかかってしまっています。

▼吉松駅。
ここからキハ３１で肥薩線へと進んでいきます。

車内には同じ鉄と思われる方だけが数人乗車していました。

▼真幸駅のスイッチバック。

天気が悪くて景色がイマイチでも、スイッチバックやループ線があるので、飽きません。

▼真幸（まさき）駅。
この駅を訪れるのは、朝イチのこの時間が静かでベスト。

この後に到着する列車になると、観光列車「いさぶろうしんぺい」号になってしまい、観光客はもちろんですが、売店が開かれてしまい、騒がしくなります。

▼日本鉄道三大車窓の矢岳越え。
雨が降っていて、雲が多く遠くの景色が殆ど見えません。

▼この後、大畑（おこば）駅のループ線＆スイッチバックへと進んでいきます。

▼そして列車は、人吉（ひとよし）駅に到着すると、九州縦断特急といさぶろうしんぺい号が出発を待って停車していました。

▼暫くすると、いさぶろうしんぺい号は観光客を乗せて矢岳越えへ出発していきました。

▼人吉駅。
雨は弱いながらも相変わらず降っています。

▼人吉駅から、くま川鉄道に初乗車します。
このくま川鉄道は、旧国鉄　湯前（ゆのまえ）線を第三セクターとして運行しています。

▼くま川鉄道の起点は、人吉温泉駅です。
旧国鉄路線だったので、当然ながらＪＲ人吉駅のすぐ隣にあります。

▼ホームで待機していたのは、「田園シンフォニー」という観光列車です。
観光列車を眠らせておくほど、小さな鉄道会社には余裕がないので、定期運行として使用しています。

▼車内は、木を主体として綺麗で華やかです。
しかし、座席の背もたれも木なので、座り心地は残念ながらイマイチです。

▼くま川鉄道の終着駅、湯前（ゆのまえ）駅。
旧国鉄の駅舎をそのまま使用しています。

▼再びＪＲ人吉駅に戻って、肥薩線を北上します。

▼白石（しろいし）駅。
２年前に肥薩線を訪れた際に時間を勘違いして列車に乗り遅れて、訪問し損なった駅です。

２年越しのリベンジ成功。

▼一勝地（いっしょうち）駅。
駅名にあやかり、「必勝お守り記念入場券」を販売しています。

▼肥薩線に沿って流れる球磨川。
天気が良ければ絶景なのでしょうけど・・・

▼「旅名人の九州満喫きっぷ」も２つ目のスタンプ。
広範囲で移動するには、かなりお得です。

▼肥薩線の起点、八代（やつしろ）駅に到着。

ここは、歌手　八代亜紀さんの出身地です。

鹿児島本線を北上して、チョット寄り道をしながら、本日の最終目的の熊本駅を目指します。

▼熊本駅の新幹線ホーム。
「つばめ」と「さくら」で運用する８００系。

▼ 日程を変更してしまったので、宿泊地の鹿児島中央駅へ戻らなくてはなりません。

余計な支出になってしまいましたが、九州新幹線で再び鹿児島中央駅へ。

▼この日の晩餐は、「鮎屋三代（塩焼き）」（１，１５０円）です。
自分の好みとしては、甘露煮の方が好きです。

天気が雨だったので、２日目の予定を３日目の予定と入替えたので、最終的な移動が新幹線になってしまいました。

この日は、結局、夕方になり晴れました。

２年ぶりの肥薩線でしたが、雨降りでもスイッチバックやループ線を楽しめました。

明日の鹿児島地方は、晴れ。

初の指宿枕崎線の景色が楽しみです。

九州縦断の鉄旅２０１６（その３）へ続きます。

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