田原坂(たばるざか)駅は、JR九州 鹿児島本線の駅です。
駅舎は、平屋根、壁はコンクリートレンガ造りです。
民家は周辺に数軒のみ。
駅名にもある田原坂は、徒歩で約30分です。
この田原坂は、日本最大で最後の内戦「西南の役」で西郷隆盛率いる薩摩軍と新政府の官軍とが激しい戦いを繰り広げた場所です。
熊本県熊本市北区植木町轟
1965年(昭和40年)10月1日開業
▼駅全景。
▼駅舎の駅名版。
▼建物財産標がありました。
開業当時の駅舎だと思うのですが、「昭和」の文字がわずかに読める程度です。
▼待合室内は、広く殺風景。
▼待合室内に置かれていた周辺マップ。
くまモンが案内してくれます。
▼待合室とホームには段差があります。
後に嵩上げされたからなのかでしょうか。
▼駅舎に掲示されている駅名標。
後に嵩上げされたからなのかでしょうか。
旧国鉄時代のものと思われます。
▼ホームは、相対式2面2線です。 ▼駅名標。
「雨は降る降る、人馬は濡れる、越すに越されぬ 田原坂」
西南戦争の後に作られたこの地方の民謡の歌詞の一部です。
▼熊本方面行のホームから駅舎を望む。
駅舎と反対側のホームにも出入口があります。
▼山を切り崩してホームと線路があり、そこへJR九州の色鮮やかな電車が通過していきます。▼ホームに田原坂の歴史と激戦の様子が掲示板で説明されています。
▼田原坂へは、熊本方面行のホーム側から県道へ続く道を進みます。
▼県道31号線から駅の存在は分かりづらいですね。
▼駅舎の窓からの眺めは、のどかな田舎の風景そのもの。