竜ヶ水(りゅうがみず)駅は、JR九州 日豊本線の駅です。
駅の東側は錦江湾を挟んで桜島、西側は山の急斜面です。
1993年(平成5年)8月の集中豪雨により、土砂崩れが発生し、この竜ヶ水駅が被害を受けました。
ホームに建つ災害復旧記念碑よると、停車中の上下線の列車が土砂に押し流されましたが、乗務員の機転により330名もの乗客が無事であったとのことです。
それゆえに、駅の周辺には民家が無く、錦江湾沿いに走行する国道10号線沿いにガソリンスタンドがあるだけです。
鹿児島県鹿児島市吉野町
1915年(大正4年)8月7日開業
▼駅舎全景。
珍しく駅名版や駅名表示がありません。
▼駅舎は、開放型でベンチが数脚あります。▼駅ノートが桜島の火山灰にまみれていました。
▼開放型なのは、火山灰対策なんでしょうか。
▼駅の西側が急斜面なのがわかります。
▼錦江湾の向こう側には桜島を眺めることができます。
▼鹿児島方面のホームには、「竜ヶ水災害復旧記念碑」が建立されています。
▼土石流が発生した山側は、砂防ダムになっています。
▼ホーム同士は、跨線橋で連絡されています。
▼駅名標。
▼跨線橋からの眺め。
国道10号線は、交通量が多いです。
▼ホームからの錦江湾と桜島の眺め。
訪問時は、あいにくの雨だったので、桜島は雨雲に覆われてしまっています。
▼ホームは、相対式2面2線です。
▼駅舎反対側(鹿児島方面)のホームより駅舎を見たところ。
山の急斜面がすぐそこに迫っています。
▼完全に雨雲に覆われてしまった桜島から噴煙が一筋の違和感のある帯となって見えました。
この時、雨に濡れてしまい、火山灰を含んだ雨粒によって白いシャツがまだら模様になってしまいました。
クリックされるとポイントがアップします。 ランキングに参加しています。