櫟本(いちのもと)駅は、JR西日本 桜井線(万葉まほろば線)の駅です。
駅舎は。瓦葺切妻屋根、壁は白壁の漆喰、腰壁は縦羽目板張りです。
開業当時の姿を残している駅舎は、石垣の上に建てられています。
残念ながら窓枠はアルミサッシに改修されています。
奈良県天理市櫟本町瓦釜
1898年(明治31年)5月11日開業
▼駅舎全景。
▼駅舎正面の駅名板。▼待合室内の様子。
2002年(平成14年)までは、業務委託の駅員がいたそうです。
▼建物財産標がありました。
「建物財産標 鉄 駅 本屋 財産番号1001 明治31年4月」と記してあります。
▼柱と梁を補強する方杖も匠の技が冴えます。
▼妻側から見ると普通の民家みたいですね。
▼壁は、白壁の漆喰です。
▼明治の駅舎にICカード読み取り機は、ちょっとミスマッチですかね。
▼ホーム同士は、跨線橋で連絡しています。
▼駅名標。
▼ホームは、相対式2面2線です。
▼跨線橋も古そうですが、建物財産標がありませんでしたので、建造年は不明です。
▼ホームから見た駅舎。
ホームの嵩上げがわかります。
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