リゾートみのりは、2008年10月から始まった「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」に併せて、運用が開始された東北本線と陸羽東線を経由する仙台駅と新庄駅を結んでいます。
陸羽東線の沿線には温泉が多く、松尾芭蕉や伊達政宗ゆかりの地が多いことから、奥の細道湯けむりラインという愛称で呼ばれています。車両は、キハ48系気動車を改造した3両編成です。
「みのりのある瞬間を 永遠に残したい 陸羽東線みのり旅」というキャッチフレーズがついています。
JR東日本のHPによると、
「みのり」という名前には、陸羽東線のキーワード「稲穂」実りある収穫、「温泉」実りあるひととき、「紅葉」実りの秋「実り多い旅にしてほしい」という意味が込められている
と書かれています。
リゾートみのりのフロントは、伊達政宗の兜をイメージしたアンティークゴールドの装飾に深緋(こきひ)色と漆黒紅葉をイメージしたカラーリング、サイドには沿線に広がる稲穂をイメージしたメタリックゴールドのラインを車両全体に配しています。
3両編成で1号車、2号車、3号車は、すべて普通車指定席ですが、1、3号車には展望スペース、2号車にはイベントスペースが設けられています。
▼仙台駅で出発を待つ、リゾートみのり。
▼側面のロゴ。
著名な書道家の書でしょうか。
この色が、深緋(こきひ)色という色だそうです。
紫とはチョット違うんですね。
▼運転席。キハ48系改造車なので、意外とアナログ。
▼展望スペース。
かぶりつき座席がありますが、基本的には他の乗客のことを考慮して長居は禁止です。
▼車内の様子。
リゾートトレインなので、窓を大きくとってあります。
▼シートの模様は、よく見ると紅葉がデザインされていて、鳴子峡などの沿線の紅葉イメージだそうです。▼車椅子スペースのあるシート。
▼2両目にあるイベントスペース。
モニターもあります。
▼イベントスペースから車内を見た様子。
平日だったので、車内はガラガラ。
▼鳴子温泉駅で25分間のロング待機中のリゾートみのり。
▼鳴子温泉駅では、地元の温泉組合の方々がボランティアでリゾートみのりの乗客を温かく送迎してくれます。
乗客としては、嬉しいモンですね。
写真は、出発時の模様。
▼リゾートみのりの垂れ幕(鳴子温泉駅にて)。
▼座席ポケットには、JR職員の手作りと思われる「社員オススメの車窓スポット」というものがありました。
面白いアイディアです。
写真は、「~東北本線編~」。
▼こちらの写真は、裏面にある「~陸羽東線編~」。
▼手洗所。
▼トイレ(男性用)。
▼トイレ(車椅子対応)。
▼誰が書いた絵でしょうか。
車内に飾られています。
▼この日は、東北地方もまだ梅雨の最中のため、途中から雨模様。
景色も霞んでしまって、イマイチ。
展望スペースには、乗車記念スタンプ台とJR職員を模した男女のこけしが展示されています。
▼約3時間かけて新庄駅に到着したリゾートみのり。
天気は悪かったけど、なんと言っても、平日でガラガラだったのが良かったです。
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