亀嵩駅から再びキハ120で備後落合行に乗車します。
この備後落合行は、一見して鉄さんと分かるような輩が沢山乗っており、鉄分濃度かなり高いようでした。
そして、1つ目の出雲横田駅で下車します。
ここで、乗車してきた2連のキハ120が備後落合行きと折り返し宍道行きとに分離されるので、12分のプチ・ロング停車になります。
今日も暑いですが、青春18きっぷ旅もいよいよ終盤です。
出雲横田(いずもよこた)駅。
出雲大社を模しているようです。
ここでも、自分さえ撮影してしまえば他人の事なんかお構いなしで、ウロウロ、フラフラしている鉄さんが多く、駅舎と共にたくさんの鉄さんがフレーム枠に入ってしまう為、12分という短い停車時間という事もありヤキモキしていましたが、鉄さん達の殆どは先発する備後落合行に乗車する為に、先に車両の方へ戻って行ったので、時間ギリギリで駅舎の撮影ができました。
ここで、2連だったキハ120が、備後落合行きと折り返しの宍道行きとに分離されます。分離され、備後落合に向かう鉄分濃度の高いキハ120。
出雲横田駅を折り返して、宍道方面へ向かいます。
天気も良くて、長閑で素晴らしい景色が車窓に広がります。
下久野(しもくの)駅。
昭和初期に建てられた木造駅舎。
ホームと駅舎の間にミニ農園があり、駅前に昔ながらの床屋さんが営業していました。
駅舎の管理がイマイチで傷みが目立ちます。
出雲八代(いずもやしろ)駅。
松本清張原作の映画「砂の器」(1974年公開)で、出雲八代駅のホームを亀嵩駅のホームとして撮影されたそうです。
そして宍道駅に戻って来ました。
ローカル線の旅はここまでで、ラストは自分へのご褒美(?)に出雲市までの一区間は特急やくもで向かう事にしました。。
側面表示とマスコット(?)。そして、最後に再びサンライズ出雲で東京へ帰ります。
出雲市駅で出発を待つサンライズ出雲。
サンライズ出雲の側面表示。
最後の最後で自分へのご褒美です。
復路は、贅沢にシングルデラックスにしました。
洗面所とテーブル、椅子付きのちょっとした移動するホテルみたいです。
1日駅巡りをして汗で身体がベタベタで気持ち悪かったので、シャワーを浴びようと思って車掌さんに
「出発前ですが、もうシャワーを使用しても良いですか?」と尋ねたら、「いつでも大丈夫ですよ。」と言ってくれたので、速攻シャワー室へ行こうと部屋を出たら、隣の部屋のサラリーマン風の人が慌ててシャワー室に行くのが見えました。
うー、車掌さんとの会話を聞かれていて、一番シャワーを先に越されちゃいました。
チョッピリ悔しいです(涙)
シャワーを浴びてから、この旅の最後の晩餐は、松江駅で購入した「蟹としじみのもぐり寿し」(1,100円)です。
テーブルでゆっくりと味わいながら食します。
これは、なかなかイケます。
贅沢なシングルデラックスなので、シングルデラックスを堪能しながら寝るべきか、贅沢なシングルデラックスなのでせっかくだから寝ないでじっくりと味わうかと考えたり、この青春18きっぷ旅を思い返しながらベッドでゴロゴロしていたら、結局は疲れもあったせいかいつの間にか寝てしまったようです。
気がついた時には、外はまだ暗いですが浜松駅でした。
やがて少しずつ空が明るくなってきて、熱海を過ぎてから見覚えのある景色になって来ました。
小田原付近の車窓。
横浜を過ぎてから荷物をまとめ、やっと、遂に、15分くらい遅れて、東京駅に到着しました。
何だか寂しさを感じました。
あとは、自宅へ帰るだけです。
【総括】
今年の夏の青春18きっぷ旅は、何処へ行こうか春先頃から考え始めました。
昨年は5回連続使用して山陽(伯備線、津山線、姫新線、芸備線等)へ行ったので、今年は山陰側から三江線や木次線を攻めてみようと思いました。
まあ、本当は、サンライズ出雲に乗ってみたかったという事と映画「RAILWAYS(49歳で電車の運転士になった男の物語)」の舞台となった一畑電車に乗ってみたかったんですけどね。
今年は、9月に入ってもギラギラ太陽が衰える気配が無く、日中はとても暑く、途中駅間歩きをした後、汗が止まらなくなって、熱中症か?って感じになりましたが、列車内の冷房の冷気で一気に汗が引いて文明の利器に助けられたりもしました。
9月になれば青春18きっぷで旅する人も少ないだろうと思いきや、通しの列車(三江線であれば三次~江津、木次線であれば宍道~備後落合)の鉄濃度は非常に高かったです。
(確か毎年そんなことを言っているような気がしますが・・・)
今回は、そんなに変な鉄さんとは遭遇しませんでしたが、途中の駅から乗車した時の鉄さん達の危ない目つきが怖かったです。(笑)
今回、往復サンライズを含めて宿泊は5泊ものロングになり、今回も家族(特に嫁)には感謝の一言に尽きます。
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