このシリーズは本当に好きで、新刊が出る度にすぐ買ってます。
来年アニメも決定しているそうです。
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズは、『篠川栞子』が主人公のシリーズと、栞子の娘『扉子』が主人公のシリーズがあります。
両方とも「古書にまつわる相談事」を解決する話です。
「古書にまつわる相談事」ってなんぞや?って感じですが、大体「本が盗まれたから探して欲しい」とか、「持参した古書について調べてほしい」とか、本当に本にまつわる相談事です。
栞子シリーズ1巻はざっと言うと、太宰治『晩年』の稀覯本を巡って、栞子さんが襲われ、ビブリア古書堂にバイトで入った五浦大輔と協力し、犯人を探して捕まえると言うような話です。
主人公の栞子さんは、人と話したり関わるのが苦手で、本を読み始めると夢中になって何も聞こえなくなる本の虫、でも本についての知識や、本にまつわることに関しての洞察力は人並みはずれていて、色んな相談事を解決していきます。
バイトの五浦大輔は、子供の頃のトラウマで、本が読めない体質の持ち主で、活字を長い時間見ることが出来ません。
読めないけど本は好きで、栞子さんに本の内容を教えてもらったり、覚えている物語を話してもらったりしながら関係を深めていきます。
今回読んだのは、『扉子』が主人公のシリーズの新刊で、両親が海外出張に行っている1週間、扉子が留守番をしている間に起きる事件の話しです。
両親に、「古書にまつわる相談事」は絶対受けないように、しっかりと言いつけられていたにもかかわらず、扉子はいくつかの「相談事」を引き受けてしまいます。
扉子も、栞子に負けず劣らず本の虫で、本の知識や洞察力も母親譲りなんですが、好奇心旺盛で物怖じしない性格なので、心配した両親は、高校の後輩で、前巻で栞子と仲良くなった樋口恭一郎に、バイトとして扉子を監視するように頼みます。
恭一郎もやんわり扉子を止めつつ、結局一緒に「相談事」に関わり、扉子が「相談事」を解決いていくのを、そばで見守っていました。
最後、両親が帰ってきてから、色んな伏線が現れて、次巻もすごく楽しみになりました。
このシリーズは、知らなかった昔の作家の話や歴史、人となりや作家同士の関係性等、色々知ることが出来て、そう言う点も面白いです。
今回、前に出てきた登場人物や、事件の話が出てきたので、また最初から読み返そうかと思います。