娘たちスケート教室の生徒たちがリンク横で準備体操をしていると、練習を終えた三原や坂本が引き揚げてくることがあり、あこがれのスケーターを間近で見られて、目を輝かせていたものだ。
ときには営業時間中にも滑ることがあり、子供やシニア愛好家の隙間を縫ってビュンビュン滑走し、スピンをする姿には驚くばかり。周りに人が少ないときを見計らって3回転ジャンプを跳んだりするので、それはもう別次元の光景だった。
そんな彼女たちが練習を終えると、帰り支度をしながら友人と楽しそうにおしゃべりをしたり、おやつを食べたりしているのを見ていたので、五輪や世界選手権などの大舞台で活躍するようになっても、おっさん記者は勝手に親近感を抱いていた。
昨季を全休した三原は、年末の全日本選手権に出場するには、今月29日開幕の西日本選手権で上位11人に入らなければいけない。「西日本では(ジャンプの)構成を元に戻して滑りきりたい」と話していた三原の、さらなる復調ぶりが楽しみだ。(牧慈)
Megumi Takagi/高木恵(スポーツ報知)@megdale1021力をもらった1週間でした。【五輪の恵】競泳 #池江璃花子 の泳ぎとフィギュアスケート #三原舞依 の滑り、共通するのは「好き」の強さ : スポーツ報知 https://t.co/qXgfb2uwEx
2020年10月10日 12:01
フィギュアスケートの三原舞依は近畿選手権で19年3月以来の競技会復帰を果たし、3位に入った。昨季は体調不良により全試合を欠場した。「スケートが大好きって思いは変わらなかった。氷の上に少しでも早く立てるようにということだけを考えて毎日過ごしていた」という。ジャンプは取り戻している最中だが、何より楽しそうに滑る姿に心を打たれた。「レベルアップしていかないと他の選手と戦うことができない。一つ一つを大切に。毎日を大事に過ごしたい」。やはり三原も前を向いていた。
池江の泳ぎに、三原の滑りに力をもらった1週間だった。大好きな事に全力を尽くせることの喜びを、2人のアスリートは知っている。「好き」という気持ちは何にも勝る。
(本文より抜粋)
田中宣明 たなかのぶあき@tanaka_nobu_ph『羽生結弦 SEASON PHOTOBOOK』撮影メモリーズ、動画配信スタートしました。まずは、第1巻 2015ー2016シーズンの前編になります。詳しくは舵社のホームページをご覧ください👀https://t.co/gcaJ1m0CsV https://t.co/D3ppuHYN8J
2020年10月08日 10:34