退院することにはなりましたが、「退院後の主治医はどうしたらいいのか」と言う悩みが生まれました。

 私の病院は外来はほぼ大学の非常勤医が診ています。主治医にすれば、「入院したはずでは?」と思うはずだし、嫌な思いをお互いにすることはわかっていたので.......

 そういう思いをドクターも汲み取ってくれて、外来も診てくれることになりました。


 入院後の治療はガザイバ、ベンダムスチンになるようです。


 問題は職場です。診断書を提出済みで、長期に療養休暇を取ることが決まっていました。


こうなれば、明日から通常出勤です。職場に連絡し、状況を説明しましたが、「治療ができない状況なのか」と思われ、電話の向こうの声が明かに動揺しています。


 今まで仕事関係に迷惑がかからぬよう連絡したり、手紙を書いたりしてしまっていたので、バツが悪いし、明日からまた説明にまわるのかと思うとあたまがいたい......


  でも、最初に私が希望したのに叶えられなかった経過観察になったことを喜ぼう!と思いました。


 夜に退院することになったので、それでも入院は入院。 はじめて担当看護師が、慌てて作ったと思われる入院後の看護計画書、退院後の指導書を持ってきて、サインを求められ、

 薬剤師も同様に計画書を持参


 皆私が医療関係者なのを知っており、20代の若い人なので、「こんな計画ですみません」と、恐縮しているので、かえって申し訳ない気持ちでした。


 どうして入院前に外来と病棟の医師で、方針統一をしてくれなかったのか  と思いつつ、昔大学病院に勤務していた身としては、「まあ、同じ医局出身で、年齢も近く、立場が異なる医師同士はいろいろあるだろうな」と納得した私でした。


 家族は怒ってましたが笑笑


 どちらの医師も、病気を治したいという思いでこうなったのだと思うので、前向きに捉えようと思いました。


続く