※半分以上、愚痴です。


今日、1ヶ月検診です。


去年の秋からあれだけ頻回に検診に行って、1ヶ月半過ごしたCセンターの産科。いよいよ卒業かと思うと感慨深いです。

(Cセンター自体にはOGTTのために糖尿病内科受診が残ってはいるため、もう一度行きますが産科はおそらく最後です)


Cセンターでは1ヶ月検診で双子の問診票ととともに、エジンバラ産後うつ病質問票の提出があります。


これは産後うつ病のスクリーニングとしてあちこちで使われているもので、コウノドリでも取り上げられていましたね。


ドラマの中で研修医の赤西ゴローくんが「自己申告でしょ、意味ないですよね」というようなシーンがありますね。個人的には概ね同感です。


いかにも…な質問が多いですし、ネットには診断基準がたくさん落ちてます。なので、当てはまっても介入して欲しくなくて正直に答えない人もは多いんじゃないかなって思います。


今思うと息子の時は産後うつに片足突っ込んでいたと思います。


息子は新生児の頃から30分も連続して寝ず、抱っこしないと泣き続ける難易度の高い赤ちゃんでした。

当時も今と変わらず里帰りなし・家族支援なし・夫育休なし環境。さらにテレワークなんてない時代なので平日は毎日ワンオペ、夜もワンオペでした(つまり、今よりもさらにワンオペだった)。


1ヶ月過ぎたあたりでは夜まとまって5時間くらい寝ていたので睡眠不足にはならなかったけど、ひたすら泣く子を抱っこしてバランスボール乗ったり歩きまわったりしていました。乳が出ないことにも悩んでいたので、上半身裸でいることも多く…


目の前の泣き喚く息子を持て余して途方にくれ、布団の上で一緒に泣いてるうちに1日が経つことも多々ありました。


メアリージュン演じる産後うつになった佐野彩加にしろ三浦芽美(自殺しサクラ先生にトラウマを残した産後うつ病の産婦)にしろ、暗くとっちらかったリビングで泣き喚く娘を前に乱れた髪で表情なく一人でぼーーーっとしているシーン。あれ見るとゾクっとします。あんな感じやったな💧…と。


「死にたい」とは思わなかったけど泣き喚く息子を前に途方に暮れて、しんどくてたまりませんでした。精神的に煮詰まってイライラして「思ってたんと違う」とは思ってたし「リミッター外れたら虐待しちゃいそうで怖い」と思ってました。



息子の時は1ヶ月検診でエジンバラ産後うつ質問票はありませんでした。そもそも、1ヶ月経過時はまだ精神的にも気が張って元気だった気もします。


仮に当てはまる項目が多くても、若くない年齢、そして医療職。

助けを求めるにはプライドが邪魔する上に、「傾聴されたって物理的に楽になるわけじゃないでしょう❓」という冷めた気持ちもあったので、本当の回答なんてしなかったと思います。


でも、ネットを見ていると正直に回答してる人が多く、ひっかかってる人も多いのでスクリーニングとしての意味はあるのかなとも思います。

兆候を感じて何らかの救いを求めたい人は正しく回答することで、自分のしんどさを申告できますし、そもそも明らかにうつ傾向のある人はエジンバラでひっかからなくとも何らかのサインを発しているように思います(服装とか表情とか会話とか…)。


エジンバラの質問票にひっかからなくともアンテナを張り、五感を駆使して読み取るのが医療職の仕事です(実際はなかなか難しいけど💧)。



ながながごちゃごちゃ書きましたが…(何が言いたいんだかもはや自分でも不明滝汗)

とにかく、産後うつは誰にも起こりうるし、私のようなうっすい産後支援体制の産婦には起こりやすいものだと思います。


まあ…そんなわけで、エジンバラ産後うつ質問票について今回、正直に回答してみました。


質問は10項目。ちゃっちゃと○するだけなので5分もあれば終わります。


質問票の中で


  • はっきりとした理由もないのに不安になったり、心配したりした。

  • はっきりとした理由もないのに恐怖に襲われた。


という項目があります。「はっきりとした理由もないのに」がポイントです。

リンクをはったマニュアルにも書いてますが、理由なく不安や恐怖が襲ってくるのが産後うつの特徴。


私の今は


「不安」「心配」「恐怖」はめっちゃ大きいけど明確な理由があるのでこの質問内容だと「まったくない」となります。


結果、することがたくさんあって大変だった。」とか悲しくなったり、惨めになったりした。」とか多少当てはまる部分はあり、そこそこの点数にはなるけど、スクリーニングにひっかからない範囲におさまる感じ。


当てはまる質問項目についても貧血&イレウス後で自分の生活すらぎりぎりな状態からスタートし、こんな過酷な生活を送ってたらそーなるわな真顔一度は回復したけどね


と冷静に思います。


自分でも今のところは産後うつではないなという感じがします。


今のところ、双子はまとまって2.3時間寝てくれることが多いので育児にはあまり困難さは感じてません。息子の育児が強烈すぎたからか2回目だかか2人いても息子よりは楽に感じます。

片方ぐずったらスリングに入れて家事や体操しつつゆらしときゃそのうち落ち着くし、同時泣きしたらとのときは授乳&ミルクタイムとしてます。

授乳&ミルクも二人で時間を揃えてるし、セルフミルクなので手間はそこまでかかりません。


息子の時に悩んだ母乳問題も「どうせ双子をまかなうだけの量は出ない」のはわかりきっているので乳を飲む双子を眺めて幸せにひたれたらそれでオッケーと割り切り、「自己満足の範囲で努力できたらいーの」くらいの感覚でぬるーくやってます。


息子のときはあんなに赤ちゃんが脅威だったのに、今回はただただ可愛い酔っ払い


むしろ、しんどいのは「息子」そして「夫」との関係でしたが、昼に家事をやるようになってからは夫の機嫌はよいし、夜の時間かまったりと流れるようになったからか息子にかまえる時間も増え、息子のメンタルは落ち着いてきたので(まだ理不尽キレやわがままはありますが、以前の制御不能な感じはなくなりました)。なので、気持ち穏やかに生活できてます。


ただ…


とにかく体がしんどいゲロー

むしろエジンバラ産後うつ病質問票より労働者の疲労蓄積度自己判断チェックリスト(過労死リスクについてのチェックリスト)の方がしっくりくるし、めちゃくちゃ当てはまる💧💧


労働者の疲労蓄積度自己判断チェックリスト


この状態を打開すべくできることを模索中なのは前回書いた通り。

とりあえず、危惧していた短時間保育は保育園に問い合わせたところ、8週終了後の翌日(6月初旬)からではなく月単位らしいので7月開始。まだ開始まで間があるので対処方法が取れそうでほっとしてます。


ちなみに、これ、忙しい自慢やしんどい自慢をしたいわけじゃなく、本来しなくてもいい苦労だと思うし、めちゃくちゃ頑張ってると自分で思うけど、育児においてはこの頑張りは無駄だと思ってます。


だから、これを読んでいる産後のお母さんは頑張らなきゃとは思わないで欲しいし、頼れるものは頼ってほしいです。そして、家族など周りの人は助けてあげて欲しいです。


私自身もどうにかこの状況を変えるべく対処方法を考え中なので。

(とりあえず、1ヶ月検診で勇気を出して相談しようと思うし、採血してもらえなければ近所の病院を受診しようと思ってます)


そういや、息子の時に産後うつに片足入ってた時は…


このままじゃダメだと友達を誘ってきてもらったり、ねんねで遊びもできないのに赤ちゃん交流会に出かけまくって大人と話してはほっとしてました。


そのうち、慣れて抱っこ紐でずっと抱っこやおんぶで過ごすようになり、抱っこ暇に搭載し家事を済ませたら昼からは毎日、駅のショッピングモールへ出かけ、飽きたら電車で別のモールへ行ってました。

そのうち、初産婦のグループ交流会みたいなものに参加して、そこで知り合った月齢の近いママ友さんたちと梅田のキドキドにみんなで行ったり、毎月公民館の貸室で集まったり…やたらに楽しかったな。


ワーママ保育園組が多かったので4月からはみんなそれぞれ保育園にばらけましたが、未だにLINEグループでゆるーく繋がってます。


前半は地獄だったけど、そのおかげてひきこもることなく充実した育休ライフを送れたし友達もできたので結果オーライと思ってます爆笑


でも‼️‼️くどいようですが


息子のときも育児の苦労も、本来しなくてもいい苦労だと思うし、めちゃくちゃ頑張ってたと自分で思うけど、育児においてはこの頑張りは無駄だったと思ってます。


だから、これを読んでいる産後のお母さんは頑張らなきゃとは思わないで欲しいし、頼れるものは頼ってほしいです。そして、家族など周りの人は助けてあげて欲しいです。


(↑↑↑多分、今回言いたいことの結論はここ)