最近、いろんな自治体で実施されている退院産後ケア事業。自治体によって若干違いますが、助産院や病院と提携して「宿泊」「通所」「訪問」で育児指導やおっぱいのケアを提供するサービスです。
妊娠中に市でやっているこの事業をホームページを介して知り、利用について問い合わせたところ
、出産してからの登録になるとのことでした。
帝王切開直前、夫が退院日・翌日は有給、3日目はテレワークだけど、退院後4日目は出社のため7時-19時がワンオペ双子育児になることが確定したのでこの日に1回目の通所支援を申し込むことにしました。
産後ケア事業を利用するにはうちの市の場合は利用日5日前までの申請が必要。そして、産後3.4日目が土日のため退院4日目に利用しようと思えば、産後2日目に申し込まねば間に合いません。
離床開始となってるはずだし…と思いきや、産後の状況は以前書いたとおりで車椅子でデイルームに連れて行ってもらい冷や汗をかきながら電話する羽目になりましたがなんとか仮申し込みするそとができました。
母子手帳がいるので申し込み窓口に産後2日目に電話して事情を説明し、退院後すぐに使いたい旨を説明し退院日まで待ってもらい退院次第、夫に申請にいってもらいました。
通所ケアの提携先はいくつかありましたが、息子を産んだ病院(D病院)が対象だったことからそちらを利用することにしました。
市の担当者から、D病院の産後ケアのパンフレットをいただき、詳細は直接問い合わせるように言われたため、退院後に電話をかけました。
産後ケア担当の助産師さんは5年前にいらっしゃった方で覚えていたくれました(カルテをみて話を合わせてくださったのかもしれないけど)。
持ち物など簡単に説明。おむつやタオルなどは有料レンタルでも持ち込みでもOK。持ち物に書いたあった哺乳瓶やミルクはこだわりがなければ病院のものを提供できるとのことでした(こちらは無料)。
家から徒歩10分。
ツインゴー(双子抱っこ紐)を装着してタクシーで向かうつもりが緊急事態宣言だからかどこもいっぱいで予約できず💧なんとか歩いて行きました。10分の道のりだけど双子と荷物の重みがのしかかり息切れヤバイ😭ゆっくりゆっくり冷や汗をかきつつなんとか到着。
助産師さんに迎えに来ていただき、息子が産まれた懐かしの病棟へ。助産師さんに個室へ案内していただきました。
なつかしのコットにひとりずつ双子を入れました。申し込み用紙に記入したことを元に簡単に希望を確認されました。
とにかく休みたい
+相談にも少しのってほしい
出産の状況は申し込み用紙に書いていたので「大変でしたね💧ゆっくり休んでください」と言っていただき、双子は新生児室で預かっていただき、授乳の時だけ連れてきていただくことになりました。沐浴もお願いしました。授乳などの相談については授乳時に乗ってくださるそうです。
助産師さんに
私「上の子はこちらで産まれたんですが、S先生にすごくお世話になりました。今回の妊娠の時も受診して相談に乗っていただきました」
とお伝えし、もし手が空いてらして、ご迷惑でなければ挨拶したいと伝えました。
息子妊娠時ははじめは曜日バラバラで検診を受けていましたが、途中からはS先生外来日を狙って検診を受けてました。当初は経膣分娩予定だったので入院時は主治医がつかず陣痛発来時は違うドクターの担当でしたが、たまたま息子の心拍が低下した時の病棟担当医だったのて緊急帝王切開時の執刀はS先生でした。
一応、総合病院ですか産科の規模が小さくNICUがないためローリスク分娩のみしか受け入れてないため、今回はD病院での分娩は無理でしたが、MM双胎と言われて分娩先をどこにするか悩んでいる時に受診して相談に乗ってもらいました。さらに休職の診断書も書いてくれました(リブログ参照)。
なので、迷惑にならないなら無事産まれたことを報告し、お礼を言いたかったんです。
助産師さん「今、外来中ですが、手が空いたらきてくれると思いますよ」
とのことでした。
双子を預かってもらい、布団でひたすらごろごろ。うとうとと覚醒を繰り返しつつひたすら寝ました。
プロに預ける安心感。家だとお世話の合間に寝ても常に双子がいる緊張感はあるけど、病院なので預けてしまえば何も考えなくて大丈夫な安心感があります。癒されるーーー

そうしてゆっくりしてるうち、S先生登場。部屋まで来てくれました。
S先生「宿泊利用だと思ってたら日帰りなんですね」
出血が多いので宿泊でゆっくりしていくのかなと思ったそうです。管理入院が長かったし、上の子もいるので日帰りにしたこと説明。
8週の時に受診したことを覚えていてくれました。あの時はお世話になりましたとお礼を伝えました。
その時にも話した不妊治療のこと、そして今回の出産の話などよもやま話で盛り上がり話はつきず。
D病院は自宅から駅に向かう道沿いにあります。入口に診療科が書かれた看板があるのですが、看板には赤ちゃんが描かれていて産婦人科をアピールしています。
不妊治療でクリニックを受診するたびに必ず通る道、どうしても目につく看板。時々、辛く思える時もあったけと、看板の赤ちゃんを見るたびに
ここに絶対、戻ってくるんだ‼️
って思っていました。結果的に双子妊娠だったためD病院でな産めなかったけど、それは嬉しい誤算だからいいんです。
そんな話をしてたら
S先生「こういうかたちで戻ってきてくれましたね
」

と。そういや、そうだな、戻れたな。
夢叶ったや

出産のこと。母子手帳の出血量をみてびっくりしたそうです。
S先生「出血量をみてびっくりしました。大変やったね。うちで産んだら搬送なってたと思います。身体の半分以上を出血してもなんとかなるから女の人は強いよね」
と言われました。ねぎらってもらって嬉しかったです。そっかぁ、多いとは思ったけど身体の半分以上だったんだ💧💧
癒着胎盤と弛緩出血。ひとつずつが大量出血につながる疾患のコンボだもんな。改めて、ほんまに無事でよかったと思いました。
元々、双子だから産めなかったけど、仮に産めたとしても私の状況なら搬送になってたとのらことです(そもそも双子じゃなければこんなことにはならなかっただろうけど)
Cセンター入院中にD病院からの搬送はたまにあると聞きました。実際、私が出産翌日に大部屋に移る時に背後で「D病院からの搬送がある」も助産師さんがバタバタしてました。
結局、Cセンターでの出産は正解だったんだと思います。おかげで双子も私も無事に退院できました。
輸血してないので退院時、Hb7.5だったけど、1ヶ月検診でフォロー採血がないらしくて不安という話をしたら、「貧血フォローに受診したらいいよ」と言っていただきました。1ヶ月検診でほんまに採血がなければ受診するのもありだなと思いました。
S先生「双子って不思議よね。双子語があるらしくて2人だけに通じる世界があるようです」
その後、双子の話とかいろいろ。15分以上話し込んでました。不安要素ばかりだった8週以来なのでお会いできてお礼を言えて良かったです。
もう産むことはないだろうけど、婦人科も一緒にやってるので、お世話になるかもしれません。
D病院は規模が小さめなので比較的、余裕があるからか穏やかでアットホームな雰囲気でほっとします。
お昼ごはん🎵 食器が陶器で嬉しい。
授乳&搾乳の相談にもなってもらいました。菅没乳で吸えない左乳は搾乳しても未だ10mlとかだけど(それでも入院中は1.2mlだったから増えました)、搾乳してるうちに出るようになることも多いと言われたので諦めずにやっていこうと思います。
右は20mlほど吸えていました。授乳姿勢もよくうまく吸わせることができていると褒めてもらいました。お世辞でも褒められるとやる気でるね

午後もまたうとうと寝て起きてを繰り返しつつ夕方までゆっくり休ませてもらいました。
帰りはタクシーを呼んでもらって帰りました。
半日ゆっくりさせてもらい癒されました。
その後、ゴールデンウィークをはさんで、産後ケアをもう一度利用しました。
だいぶ元気になってきたので行き帰りとも今度はA型ベビーカーとスリングの併用で行きました。
今度の担当助産師さんは妹さんが一卵性の双子だとのこと

うちの双子はあまり似てない話をしたら
助産師「妹たちだけて通じ合う世界があるみたいで顔を見合わせて『ふふっ』って笑ったりしてて羨ましいです。母親によると似る時期と似ない時期があるみたいですよ。確かに写真を見ると似たり離れたりしてます」
とのこと。
まだ生後1ヶ月ですが、産まれてしばらくは似てるなーと思っていたのに、退院後は発育差がかるのでは焦るほど似なくなって(でも100g差のままで個性と言われた)、また少し似だした気がします。
姉妹でパーツはかなり似ているけど、顔のかたち(細さ)と目の開き具合(目つき)が違います。
1分姉にあたるYちゃんは妹のAちゃんに比べて母が細く目もあまりぱっちりあかないのでYちゃんより細くかよわい感じです。2人のここからの成長が楽しみです。
この日もミルクも沐浴もおまかせで授乳の時以外は双子を預けて横になってごろごろだらだら。
お昼を食べて母乳量も測ってもらえました。相変わらず左の搾乳も右の授乳も20-30mlと低レベル💧今は姉妹とも100mlずつ飲むので足しにもなってないです

凹むけど、とりあえずは授乳も搾乳も続けていこうと思います。
この日のお昼ごはん。ザ・病院。
上の子と2人きりででかけるのもやってるし、夜もできうる限りのことはしてる。
なので結論として考えられる方法やもう取ってるのでなかなかこれ以上は難しいよねーって感じ💧
「お役に立てなくてごめんなさい」と言われましたが、まわりにきいてくれたり一緒に考えてくれただけでも感謝です。
双子はたくさん可愛がってもらえてるみたいで、帰りは何人か出てきてくださって「2人ともめっちゃかわいい
またきてねー」と言ってくだはり「またお邪魔しまーす」と言って帰りました。
