お久しぶりです。ブログを書く余裕はありませんでしたが、生きてます。
リアルでは出産6日目。プチトラブルはいろいろありましたがそれなりに回復してます。大きなとこではガスの貯留と蠕動痛(イレウスか?)にて2日絶食しました。その関係で退院が1日伸びましたが退院診察も終わって明日の退院が決定しました
前回のつづき。めっちゃ長くなりそうですが、忘備録も兼ねて覚えてる範囲で詳しく書いていこうと思います。
そこそこ壮絶です。帝王切開を控えている人や双子妊娠の人は読むと怖くなるかもしれないので閲覧注意です。
(自分でいうのもなんですが、ここまでのことは滅多に起こらないと思います。)
出産は舐めちゃいけないと実感しました。
幸い母子周産期センターで適切に処置していただき大事にいたりませんでした。管理入院中、ぶちぶち言ってましたが本当に最後の砦の母子周産期でよかったと思いました。
(じゃないと多分搬送されてたし、オーバーじゃなく死んでたかも)
夫と別れて手術室へ。
仕事でオペ出しすることはありますが、中に入ることはありません。息子の時は小さい総合病院で病室から繋がった1室だけの構造だったのでワクワク。
鉄の扉を隔てたオペ室は各エリアに分かれたダンジョンというか街というか…たくさんのオペ室にわかれてました。
病室助産師さんに連れられて奥にすすみます。途中、主治医と昨日挨拶にこられたオペナースさんがすれ違いで中に入っていきました。
私「よろしくお願いします」
Dr.「先週と歩き方が全然違いますね。やっぱり37週が限界なのかもしれませんね。タイミング的によかったです」
主治医には36週に入るあたりまでは息切れはありつつわりかしスタスタと普通に歩いているのを驚かれていました。
36週の半ばあたりから浮腫もひどくなり息切れも強く急激に動けず、腰痛も出て亀のペースでよぼよぼと歩くようになったのですが、最近忙しそうなのもあり、廊下で会うことはあまりなかったのでびっくりされました。
オペ室到着。テレビでみるようなメカニカルでカッコいい空間。
主治医、サブ担当ドクター、昨日挨拶にこられた麻酔科ドクター、オペナース、病室の助産師さん2人、その他オペナースと思われる男性1人がいたかな。
緊急にならずにすんでよかったな。いつも診ていただいてる主治医・サブドクターに切ってもらえるなら安心です。帝王切開は息子で経験済みなので意外と緊張はせずリラックスしてました。
高めの台に登って背中を支えてもらいつつ横座りし、パジャマとパンツを脱いで渡された使い捨てキャップをかぶって全裸で横になりました。タオルケットで隠しながら脱ぐのを手伝ってくれました。
事前にメガネはつけたままでお願いしたいと伝えていたため、自前のマスクとメガネはつけたまま。
モニターつけて、横を向いて支えられながらエビな姿勢🦐
精一杯なってるつもりですがあんまりなれてないのか、もっと…と言われつつ曲げてもらいつつ頑張りました。
正直、この後にいろいろありすぎて、麻酔導入部分についてはうろ覚え💧なので手短に。
痛いけど頑張って❣️と言われました。
確かに痛いし液が押されて入ってくる感じが気持ち悪かったけど「うぐぐ…」となる程度でした。
その後、保冷剤で感覚の確認。
胸上ははっきり感覚あり。お腹は感覚なし。
間が微妙で少し待ってきいたのを確認してからのらのスタート。足先は完全に麻痺して動きません。
目の前のついたてに向こうが見えないよう布の覆いがかけられました。
麻酔がきいたことを確認してからタイムアウト。
「タイムアウト。ともさんに対する帝王切開術を始めます」
誰が宣言者か忘れたけど、タイムアウト宣言の後、各自が名前(苗字)を言ってました。主治医が予定出血量を言ってましたが確か1Lでした。
〜引用〜
医療事故を防ぐためにすると何かの研修で知ってましたが、実際にタイムアウトをみるのは初めてなので「おおー‼️」って勝手にテンション上がってました。
そんなわけで手術スタート。
なんかかちゃかちゃしつつ、ひっぱってる感覚がありました。
息子の時は痛覚は遮断されるけど、触覚は残ることは知らずに引っ張られる感覚に「麻酔切れてる⁉️」と焦りましたが、今回は理解してるのでお腹の皮を引っ張る感覚にもびっくりすることなくリラックスしてました。
そろそろ出るかなぁ…ワクワク
スタッフ「ぐっと押しますねー」
と言われてお腹を押された感覚の後、「出ましたー」からの身体チェック。そのまますぐ
スタッフ「もう一度押しますねー」
「出ましたー」で、すぐもう一人誕生。
9:53 2462g 右ちゃん誕生
9:54 2592g 左ちゃん誕生
オペ室に入って1時間弱経過後の出生でした。
たしか、右ちゃんは左ちゃんが出てきた時には泣いていたと思います。横で身体の処置をしてる間に二人目も泣き出して
「えあー!えあー!えあー!」
「えあー!えあー!えあー!」
力強く野太い声でオペ室に響き渡る産声の合唱。
か弱さ皆無💧思ったより低音で大きくて二人ともめちゃくちゃ元気な声でした
本当に二人入っていたんだな
双子出産って産声が合唱なんだ
息子の時は胎児心拍低下からの緊急帝王切開だったので出てくるまで気が気じゃなく、出てきた時は号泣でしたが、今回は予定帝王切開だったのでうぶ声の合唱を聞いた時は楽しくて嬉しくてずっと笑ってました
1週間前のエコーでは2人とも推定2600g。
右ちゃんはそれよりは小さいけど元気そう❤️
サブドクター「おめでとうございます。やっぱり右ちゃんが先に出てきました。左ちゃんは結局頭位でした」
左ちゃん頭位❓❓
早々に左の骨盤に頭がはまりこむかたちの頭位で動かなかった左ちゃんと違って右ちゃんは入院後に回転しまくった後に横位気味の骨盤位で落ち着いてV字に折れて胸を蹴ってたはず💧なぜ頭位⁉️
びっくりしつつ、その時は聞けませんでした。
※後でサブ担当ドクターにどんな感じだったのかきいてみたところ…
Dr.「右ちゃんが出た後、左ちゃんの卵膜が浮いてきて破膜したら左ちゃんのお尻がぶりんっとでできました」
とのことでした
出した後に回転したのかな。とにかくお尻から出てきたそう。
顔の近くにひとりずつ連れてきてくれ、ほっぺを触らせてくれました。
まーるくてちっちゃいおかお💕
あったかい!!!
可愛すぎる
もう、幸せすぎてたまりません💕
病棟の助産師さんといっしょにひとあしお先に病棟へ。帰る場所は産科とのこと。カイザーっ子は呼吸が不安定になりがちなのでNICUに移る可能性はあると言われました。
オペ室から出てきた直後の右ちゃん(Yちゃん)と左ちゃん(Aちゃん)。