すでにめっちゃ、前に感じる緊急事態宣言。
私の勤務先はコロナの診療は行ってませんが、患者家族の面会禁止や外来でのトリアージなどは行っています。
コロナの最前線で働いている医療従事者と比べたら大した負担もなくお仕事させてもらってますが、マスクが入らず1週間に1枚の支給になったり、手指消毒薬の入荷が怪しくなって節約モードになったり、いろいろ影響は出てきています。
当たり前の日常が急速に当たり前じゃなくなっていくスピードについていけてません。
さて…ここから先は
※緊急事態宣言の前の話です。
D9 採卵に行ってきました。
日曜で保育園が休みなので夫婦で子連れで出かけて先に夫が採精に向かってもらい、グランフロントの9階で子どもと待機しました。
そして、採精後に夫と交代して子どもと夫には帰宅してもらい、採卵に向かいました。
1年半ぶりのリプロでの採卵。
久々すぎて記憶がうっすら。
処置室の奥の部屋に通され、着替えの指示。
裸になり、ディスポのオペ着に着替え、看護師さんをナースコールで読んでしばし待つ。
状態を確認し、呼ばれるまでまた待つ。
混んでるようであちこちで説明している声が聞こえます。
前回は局麻だったので点滴がありましたが、今回は無麻酔だからか点滴なしでした。
しばらく待って徒歩でオペ室へ。院長でした。
心電図モニターをつけて、血圧測定。
採卵はもう何度も経験してるので、緊張はせずで血圧も心電図も全く普段と変わらず。
消毒後に採卵。クスコでガシガシされる時が苦手
でも、痛みは耐えられる程度。

そして、採卵。刺す時の痛みはありましたが、全然耐えられる程度。
3回刺して、きゅいーーーーんと自動吸引したら、圧迫止血用のガーゼをぐいっと詰めて…
ハイ、終了。
この時点では採れてるのか採れてないのかよくわかりません。
淡々と終わりました。
ガーゼを入れて、圧迫感のある状態での歩行。これがじわじわ痛い。
静養用の簡易ソファーみたいなベッドに徒歩で戻って休憩。
ガーゼが圧迫されてヒリヒリした痛みがあるので看護師さんが来たときにロキソニンをもらいました。
そしてメニュー表からお飲み物を選んで注文。カフェラテをお願いしました。
しばし待って、カフェラテ(コップ型自販機の奴っぽい)とカントリーマアムをいただきました。
休憩したら自分のタイミングで着替えて待合室で待つように指示されたので、カントリーマアムを1枚食べてカフェラテを飲み干して着替えて待合室に出ました。
採卵に来た時はガラーンとした待合室は人でぎっしり。さすが日曜。
ズドーンと痛いけど、ロキソニンが効いたおかげもあってそれほど辛くはありませんでした。
でも、座りたい。
なんとか、ソファーのあいてるところへ座り。フゥーってため息。
リプロは診察まで何個採れたかわからないのでドキドキです。もともと卵胞は3つしかなくサイズもバラバラ採れて2つかなぁ、1つは採れたらいいな。万が一、3つ全部採れる…ことはないか…など考えていました。
しばらくして内診。ガーゼをぬいてもらい、また待って…そして診察。
K先生でした。
採れたのは2個。
妥当なところか…と、ホッとしました。
そして受精方法の相談。
ARTにステップアップした時に初めは精子無力症と診断されて顕微でした。でもその後にリプロへ転院して運動率は悪いには悪いけど体外受精が可能なレベルと判明したので(持ち込みだと極端に成績が悪いけど院内採精だとまし)、複数採れた時は体外受精にしていました。
それでほぼ全部、受精していたのですが、流産後に転院したクリニックで初めて採卵した時は体外受精で5個中2つしか正常受精しませんでした。ショックすぎてそこからは顕微授精にしていました。
それぞれクリニックも時期も違うし採れる数が少ないので、凍結の成績はどちらがよいのか判断つかない部分もありますが、顕微授精の時はレベル・分割があまりよくない印象です。
上記のことを説明し、迷ってる…と伝えました。
Dr.「お話を聞いている限り体外受精を希望されているように思います。一度、体外受精にしてもよいんじゃないでしょうか」
そうなんです。気持ちは体外受精に傾いています。でも、その勇気が持てなくて…
受精しなかったトラウマに囚われてしまっています。
気になっていたことを聞きました。
私「体外受精で受精が極端に悪かった時は流産直後でした。それで、卵とかホルモンの質が悪くて受精しなかった可能性はありますか?」
Dr.「それはないと思います」
断言されてしまった

流産の影響が否定されたとなると、また受精が悪い可能性もあるか…
でも、不安を理由に高いし卵子に針て侵襲を与える顕微授精をずっと続けていくのも不毛だし…
で、思い切って体外受精することにしました。
これが吉と出るか凶と出るのか…
答えは培養3日目までお預けです。
培養室直通電話番号が書かれた説明書をもらい、リプロを後にしました。