人工授精当日。10時予約。
結局、メンズルームが開く10時まで待てないので、グランフロントのトイレで出して持ち込むことにした夫。
朝一に提出して出勤していきました。
夫と入れ替わりにリプロへ。
気合い入れすぎて9時過ぎ到着。
9:40 診察室に呼ばれました。
わーい、T先生だ

挨拶して座りました。ここから、地獄に突き落とされるとは知らずに…
医師「まだご主人はいらっしゃいますか?」
私「仕事に行きました」
医師「取り直してもらうことはできますか?今回、精子の状態が良くなくて…。」
渡された精子初見がコレ
量 0.8ml
濃度 16.9
運動率 23%
直進率 20%

夫はもうすでに会社行ったし、今日は会議だと行ってたし、取り直しは難しい状態です

私「仕事で多分、無理だと思います
」

医師「人工授精は運動精子が500万を超えないと結果がよくないのですが、312万しかないです。調整するとさらに減ると思うので少し難しいですね。どうしてもならしますが、お金もかかりますし…」
私「……。」
多分、ものすごい表情が暗かったと思います。
医師「…調整してから考えましょうか?」
というわけで、調整してもらうことになり、診察室を出ました。
待合室で待つ間、
悲しくて泣きたくなる。
やり場のない怒りが湧いてくる。
もう帰りたい。何しにきたんだか。
夜勤明けや休みつぶして、これ。
もういやだ。いやだ。いやだ。いやだ。しんどい。
気持ちの持っていきどころがなくて、夫にラインで当たりまくる。
一応、責めるような単語は使わない理性は保ちつつ…でも、理由が理由だし暗にお前のせいだと言ってるようなもの。
言われても辛いよね。
むしろ、言われる側の方が辛いよね。
わかってるけど、気持ちがどうしようもなくて送ってしまう。
最低な自分。
治療を開始してから何度も喧嘩してるからか、夫は冷静。「可能性があるなら、しておいたほうがよいと思うけど ごめんね、俺のせいで」とラインが返ってきました。
ごめんなさい。仕事中なのに。ありがとう。
気持ちが少し落ち着いた頃に診察室に呼ばれました。
医師「調整が終わりました。125でした。100切ったら厳しいですが、125なので一応超えてますしせっかくなのでしましょうか。ほんとは500欲しいところなのでグレーゾーンですが…。」
というわけで、人工授精をすることにしました。
少し待って内診室に呼ばれました。昨日会ったばかりのK先生。
卵胞は少し成長して35.7mm
内膜10mm 昨日6.9mmだったけど内膜って1日でそ?なにふえるもん?
内診うまい。いつもクスコを入れられる時が痛くて苦手なんですが全然痛くなかったです。子宮に入れる時は少し痛いけど一瞬で終わり。
人工授精ってあっけないな。
終了後の診察でまた巨大な卵胞の件と前回の排卵後にほぼ出ていなかった黄体ホルモンの件について聞いてみました。
毎回聞いてるけど、ドクターによって答えが違ったりするので。
医師「卵胞は確かに大きいですね。でも、クロミッドは大きくなりがちなのでこれくらいの人はいます。黄体ホルモンは今回また低ければ点鼻薬を試してみるのもひとつだと思います。それか、HCGを10000で打つか…」
今回、セキソビットが合わなかったのかもと言われてクロミッドになったけど、T先生の見解によると誘発の問題みたい。
採卵の時はHCG10000でいけてるので反応性は悪くないはず。だから今回もし黄体ホルモンが出なければHCG10000で誘発してみては…とのこと。
なるほど…。聞いてよかった。
すっきりした。
元々、40代だから妊娠確率4%
妊娠できればラッキー…くらいな確率。
さらに少ない精子。
望み薄いけど、ゼロではない。
だから、もう落ち込まないことにする。
そもそも、運動率1桁で苦しんでた時期に比べたら人工授精できるだけマシと思うことにします。
多分、夫のはものすごーく気難しくてデリケートな精巣なんでしょう。
今度は仕事の調整をつけてもらってらできる限り精子の調整終わるまでは院内にいてもらおう。
リプロを出たのは11時。
今日はかなり早くて嬉しい。
久々に地下鉄で本町まで出てぶらぶらして帰りました。
夜勤明けの昨日と休みの今日と連続リプロで終わっちゃった。
明日は日勤。行きたくないなー。