夫がようやく男性不妊外来を予約しました。
3年前に不妊治療をはじめて男性不妊が発覚し男性不妊外来を勧めた時も、今回の第2子治療で運動率が大幅に下がってることが発覚した時も夫の態度は一貫してました。
そのうち考えてみようかな
そのうちっていつだよ…
って言葉を何度飲み込んだことやら
男性不妊は劇的に改善する方法はなさそうだし、5%を切った運動率なら多少上がっても顕微授精確定だからもういいやって思ってました。
こないだのリプロ初診でデータを見たT先生に夫側の感染症検査ついでに男性不妊外来を受診して方が良いと言われたのを伝えて、
次回採卵までに感染症検査してないと管理料として1万取られるから早々に受けに行って!!
(しないならお小遣いから引くよ)
せっかくなら男性不妊外来行って感染症の検査すれば?といったところ、しぶしぶ決意し、予約を取ったようです。
リプログッジョブ!!!
きっと感染症データが不要ならまたそのうち…と言ってたことでしょう。
(前院は男性の感染症データは不要だった)
夫婦一緒に取り組むことが大事
って、どの本にもどのクリニックにも書いてますが、不妊治療で男が実質的にしなきゃならないことって、採卵日(or人工授精日)に精子を出すことのみです。
このミッションさえクリアすればいくらでも目を背けてしまえるんですよね。
口先では「一緒にがんばろう!」「サポートすらよ」という夫ですが、現実は…
渡した不妊治療の本もろくに読まず
私が通院ついでに処方してもらった漢方とビタミン剤は気が向いた時しか飲まず(飲んでるアピールするのがまたムカつく)
病院からもらった資料やスケジュールを説明しようとすると明らかに不機嫌になる
陰性に落ち込んでも話はロクに聞いてくれない
家事育児はかなりやってくれる方なので、100歩譲って、治療のサポートはしてくれてると言えるのかもしれないけど(それが望むサポートなのかはさておき…)
…あんたは何をどう一緒に頑張ってるんだい??
って、ツッコミどころ満載。
過去には何度も喧嘩をしました。
頻回に通院して散々待って、内診されて、採血や注射されて、自己注射して、薬大量に飲んで、お腹腫れて痛くって…
不妊治療は女性側に一方的な負担がかかるもの。
温度差が生じるのは仕方ないけど、もう少し何をして今どういう状態なのか理解してほしい。そして、話を聞いてほしいと時には怒りながら、時には泣きながら訴えました。
逆ギレされたり神妙に謝られたり、まぁ反応はいろいろですが…その都度、「わかった」とは言うんです。
でも、やっぱり何も変わらない。
何度か喧嘩したり話し合う中で、なんとなく男性不妊に向き合いたくないんだなというのがみえてきました。どうしても治療するなかでつきまとう"男性不妊"な現実にオスとしてのプライドが傷ついてしまうようです。
でも、プライド高いからそういう弱さも出せず、のらりくらり逃げたり逆ギレしたり…めんどくさい
私も低AMHなので気持ちはわからなくはないです。不妊の現実に向き合うのって本当に辛い。
私は治療の中で、向き合いざるを得ないけど、夫にそれを強制はできないな…と。
そもそも、本人の気持ちが伴わないなら向き合って共に取り組むことなんてできないですし
で、一緒に取り組むことを諦めました。精子だけ出してくれたら後は勝手に頑張るわ。
理解も精神的サポートもいらない。
採卵日に精子を出して、通院日に少し機嫌をとって、家事育児を多めにしてくれたらそれでいいやと思いました。
以来、通院の報告はリアルタイムでline報告する以外、不妊治療の話をすることはなくなりました。
諦めて期待しなくなったら、楽になりました。
でも、少し夫への愛情は目減りしました。
夫が男性不妊外来に通うことで妊娠率の向上だけじゃなく、少しでも向き合い方が変わればいいなと思います。そして、夫婦関係ももう少し良くなれば…(悪いわけでもないけれど)
期待しすぎると辛くなるので、夫の受診行動を生暖かく見守っていきたいです。