先週土曜日はみぃちゃんとデート
品川プリンスシネマで映画 「八日目の蝉
」 を観ました。
久しぶりに品プリの映画館に行ったよ。
ここの映画館、席の間隔もゆったりとしていてわりとスキなんだよね。
あまり品川に行くことがないので、ちょくちょく来られないのが残念なところ。
「八日目の蝉」は角田光代さんの小説を映画化したもの。
かなり前ですが、原作は出版された当時に読みました。
誘拐犯の女と誘拐された少女との逃亡劇と、その後の二人の運命を
描いたヒューマンドラマ。
とても切なく、泣きました。
不倫の末、子供を身ごもったが生むことが叶わず、その不倫相手の赤ちゃんを誘拐し、
逃亡しながら育てた希和子 (永作博美さん)
小さなころ大好きだった母親は誘拐犯で、
その誘拐が原因となり実の両親には心を閉ざし、居場所のない恵理菜 (井上真央さん)
誘拐により子供との大切な幼少時期を奪われ、実母でありながらも、
子供が戻ってからも正常な親子関係を築くことができない恵津子(森口瑤子さん)
誰の立場に感情移入しても、とても切なく、胸が締め付けられる思いで、
涙が止まりませんでした。
それぞれの母性・思いが繊細に描かれていて、とても良い映画だと思います。
永作博美さんと井上真央さん演技も素晴らしかった!