今日は無性に映画を観たかったので、
仕事帰りに「バレンタインデー」を観ました。
21:30~だったから、深夜割で1200円で観れました。
たくさんのカップルや男女間の、バレンタインデーの1日の様子を描いたラブストーリー。
15人それぞれが主人公となる物語なので、あわただしい感じもあって
大きな感動がある映画ではないけれど、小さな子供から老人まで
様々な恋愛の形が描かれていて、最初から最後まで飽きさせない物語。
いろんな所で登場人物が繋がっていて、
とてもよく出来ていて、ハートフルな作品でおもしろかった。
アメリカでは、バレンタインデーは
誰もが“HappyValentine’s Day!”と言い合い、
恋人や大切な人へ、プレゼントや花束を贈る日。
日本のように女性から男性へチョコレートを贈る、チョコレートのお祭り!
みたいなのとは大違い。
たくさんのエピソードの中でも、わたしが一番好きだったのは、
シャーリー・マクレーンとヘクター・エリゾンドふんする老夫婦の愛を確かめあう姿。
過去の過ちを許すこと
相手の欠点も丸ごと受け入れること
良いところだけではなく、ダメなところも全部含めて、相手を愛すること
これらのセリフにジーンときました。
他にもたくさんのエピソードがあるんだけど、
どの登場人物も、それぞれに悩むんです。
結婚とは考えてするもの?それとも直感?
夫婦の間でずっと秘密にしてきたことは、これからも秘密にするべき?
それとも打ち明けるべき?
恋人の欠点を受け入れられる?
友達なら相手を傷つけてしまうことでも、話すべき?
それぞれが悩んで、迷って、でも理解して・・・前進してきます。
恋愛をするのには、かなりのエネルギーが必要。
恋愛に年齢は関係ないけれど、恋愛に対するそれぞれの思いには
温度差があって、面白いなと感じました。
観終わった後、爽快な気分になれます。
自分の身の回りの家族や友達を大切にしたいなと思いました。
それに、エンドロールではNG集もあって、
最後まで心が温まる映画でした。