週末行ってきた、東京国立近代美術館の 「ゴーギャン展 」
すごくよかったです!
出展作品は53点で、すばらしい作品が集結していました。
ゴーギャンの名作
「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
この作品が来日したということで、これは観に行かなくては!と
開催当時からずっと思っていて、やっと観に行くことができました。
1987年にも、この東京国立近代美術館でゴーギャン展が
開催されたそうですが、その時は貸出しが叶わず、出展できなかったとのこと。
すごく貴重です。
この作品は、ゴーギャンが病苦と貧困の中、死を決意して描かれたと
言われている大作です。
想像していたよりも大きな絵で、絵の中の人間が今にも動き出しそうで、
まるで生きているかのようでした。
この大きな絵の前に立って、じっと眺めていると、心が引き込まれます。
死と生をテーマに描かれたこの絵からは、彼の考えていたことや、心境が
伝わってくるようでした。
こんな素晴らしい絵画を見ることができて、とても感動です。
会場には、死をテーマにした作品が多くあり、その影響からか
静穏な雰囲気がしました。
楽園を求めてタヒチをはじめ、多くの国を訪れ、終わりなき旅を
繰り返していたというゴーギャン。
誕生、生と死、孤独など、人生を象徴する大きなテーマを描いてきた
ゴーギャンの絵からは、たくさんのメッセージが伝わってきて
わたしも考えさせられました。
やはり絵画は、実際に観るべき。
美しいものを観て、心が癒されました。
展覧会図録ももちろん購入しました。
じっくり読みたいと思います。