SNSで見かけた競輪選手の投稿をみて改めて競輪って何なんだろうと、、考えました。


そこには「最近スポーツ選手化している」と書いてあった、競輪とはスポーツじゃなかったのか、、私はれっきとしたスポーツだと思って走っていました。


スポーツとは何か


スポーツと調べるとWikipediaには「一定のルールに則って勝敗を競ったり楽しみを求めたりする身体的運動の総称である」と書かれています。


正にこれで、「一定のルールに則って勝敗を決める」だと思います。

競輪という物の性質上楽しみを求めると言うと色々と問題が出そうですが、選手はトレーニングでの成長、それに伴った結果、レース内での相手との勝敗ももちろん楽しんでいます、、しかしそれはルールの範囲内でのせめぎ合という大前提があると思います。


今回見かけた内容では

自分は「スポーツの競輪」ではなく「競輪」が好きなんだ、だから負けるくらいなら失格してでも、落車してでも己の気持ちを突き通す、という様な内容でした。


私がこれを見て最初に「この選手とは一緒に走りたくない」と思いました。


勝負の中で全力で闘った結果相手を落車させてしまったり失格してしまうのは仕方ないと思いますが、失格してもいい、落車してもいい、という位の気合で走るのと、自ら公言して走るのでは訳が違います、そこに対戦相手やお客様への尊敬を一切感じないからです。


落車というのは「死」に直結します、正確なかずは分かりませんが、調べる限り落車事故によって5人の方が今までの競輪の歴史の中で亡くなっています。


強めに解釈すると、相手を殺してしまってでも自分の意思を貫き通したいと公言している選手とは一緒に走りたくないです。


私の考える「競輪」とはルールの範囲内で相手に敬意をもって力をぶつけ合い迫力のあるレースをお客様に魅せて車券を買ってもらうスポーツだと思います。



おしまい。