皆さんは何のお豆がお好きですか?
日本にはいろ~んな豆がありますね!
小豆や大豆、えんどう豆にトラ豆、空豆、グリンピース、金時豆などなど
食べ方もそれぞれ!
スーパーではそろそろ節分豆が並び始める頃でしょうか
豆って、一度食べ始めたら止まりません!
特に味付けがなくても、豆自体に旨味があるので
それだけで、ポイポイと口に運んでしまいます
まさにヘルシースナック!
ドイツでも、特に大豆は消費量が高く、
「Sojabohnen/ソヤボーネン」と呼ばれ、
豆乳にはじまり、大豆粉、菜食用加工肉に至るまで幅広く活躍しています!
枝豆はそのまま『EDAMAME』と呼ばれ、
愛されていますよー
そんな中、今日は「ひよこ豆」をご紹介♪
名前がなんともキュンとなる響き。
英語では「Chickpea/チックピー」。
ひよこみたいな豆の形だから、ということでそう呼ばれる説もありますが、
基をたどれば、本来はラテン語の「Cicer,arietinum」からきており、
「雄羊のような」という、豆の形をヒツジの顔面に見立てたものとして名付けられたという説も。
ヒツジとひよこ
えらい違いですが…
もしかしたら、「ひつじ豆」になっていた可能性もあるんですね。
そんなひよこ豆。
ドイツでは、多くの人に愛されるアイドル的お豆さんです
ドイツ語ではなぜか「Kichererbsen/キシャーエァブセン」(クスクス笑い豆)
と、由来の推測不能な名称で呼ばれています。
(Kicher→クスクス笑い、Erbsen→豆)
調理方法はとっても幅広く、
インド料理に、トルコなどの中東料理、地中海を中心としたヨーロッパ料理などに使われています。
味に癖がなく、使いやすい素材であり、何よりも、栄養素が素晴らしい!!
亜鉛、葉酸、タンパク質、食物繊維が豊富で
むくみ、冷え性の予防や、便秘改善、丈夫な骨を作る、成長を促進するなどの効果があるそうです。
特に最近は、ベジタリアン、ヴィ―ガンなど、肉や魚介類を摂取しない菜食主義の人が増えている中で、肉を食べなくとも、同様の栄養素を摂取できる!ということから注目を浴びています。
ただ、糖質が高く、食べ過ぎると栄養過多になるとのこと。
さて、ここからはいくつか簡単なレシピをご紹介
・ひよこ豆カレー
ひよこ豆最大の産地として知られるインド。
「チャナ」と呼ばれ、インドの食文化において古今重要な存在です。
インドカレーは、カレールーではなく、基本スパイスでカレーを作ります。
そのため、汁気がさほどなく、食材そのものにカレー味が染み込んだ、具がメインのカレーであったり(肉じゃがみたいな感じ?)、シチュータイプであれば、ココナッツミルクや、ヨーグルトなどを入れて、とってもまろやか、クリーミーなカレーにしたりします。
必須スパイスは、クミンに、ガラムマサラ、ターメリック、コリアンダー、レッドペッパー
最初にオイルを熱して、玉ねぎとニンニクの微塵切りを炒め、スパイスを加えて、徐々に水気を足しペースト状にしていき、ひよこ豆、そのほかの具材を入れて味を染み込ませていきます。
スパイスさえ揃えてあれば、
トマトベース、ほうれん草ベースなど、
その日の気分によっていろーんなカレーができますよ
長くなりそうなのでひとまずこの辺で!
次回は中東料理、
フムスとファラフェルをご紹介します